スタンド使いは惹かれ会うッ！ その�� ページ30
「本当に来てくれた…紀乃さん…」
夜風が吹いていないのになびく彼女の髪の毛は、月の光で光り輝いていた。
『どうしたんですか？こんな時間に呼び出して…』
由花子が近づく。
「まぁ、そんな怒らないで頂戴…
じゃあ単刀直入に言うわ…」
由花子がもっと近づいて耳元でささやく。
「貴女のスタンドはもう知っている…」
バクッと心臓の音がした。
知っているのか…、スタンドを…
『ス…タンド…？』
知らないふりをしてみる。
すぐさま、髪の毛が体の周りに回され、足が地上から離れた。
「とぼけても無駄よッ！巫 紀乃！
真夜中、警察に見つけられたら大変ッ！それにこのことが学校にばれても大変ッ！
静かに死んでもらっていいかしら？」
こいつ…本気で殺る気だ。
下唇を噛む。
「貴女、スタンドを持っているのに私たちに明かさないとは、何か裏があるんでしょう？
康一君に手出ししたら、私が許さないわッ！」
最前までとぼけるか…
『もしもし？貴女の言ってることがよく分からないのだけど？』
スタンドがばれてしまったら、本当に、マジでヤバい。
工作員は、クビかも。
「・・・・」
あちらはさっきから黙っている。
お見通しよ、ということなのだろう。
わかった…私もこいつを殺る。
死ぬ覚悟で殺ってやるッ！
思いきってスタンドを出す。
「へぇ…それが貴女のスタンドね。
まぁ、勉強会で見えてたけど。」
そういうことか、勉強会で見たのか。
あの時は皆エニグマを見ていたから、こちらに気づかないと思っていたが…
考えが甘かった。
「さぁ、始めましょ…紀乃さん…？」
どちらも、少し距離を置き双方を睨む。
すると、あちらはライターを取り出した。
ー！？
そしてライターの火を自分の髪につけた。
ーバカかこいつ！？
ブォォと火が勢いをつける。
だが、由花子の髪は燃えなかった。
髪がスタンドか…？普通だったら今頃チリヂリだ。
「ウォォォッッ！！！」
由花子は髪の毛を振り回した。
ーうっ！由花子に近寄れない！！
『チェック・メイト！』
【Mr.madman!今日モ、元気ネ！】
チェックメイトが何か話しているが、それどころじゃない。
『ピースナイト！由花子の髪の毛ッ！』
【O.K！Mr.madman!】
由花子は髪の毛をブンブン回し、火の粉が飛び散る。
熱い。火傷が酷い…
この状況、どうすればいい…？
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
デニムタイトスカート
ラッキージョジョキャラ
巫 紀乃
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-ポン酢→(プロフ) - むりゅりさん» ありがとうございます！そう言っていただけると励みになります！これからもよろしくお願いします！！ (2018年3月30日 12時) (
レス) id: 21daf65d6d (このIDを非表示/違反報告)
むりゅり(プロフ) - おもろいです！がんばってください！ (2018年3月30日 11時) (レス) id: f54e43eb50 (このIDを非表示/違反報告)
-LOVEずっきゅん→(プロフ) - 、さん» あー！スミマセン！教えていただきありがとうございます！ (2018年3月4日 0時) (レス) id: 21daf65d6d (このIDを非表示/違反報告)
、 - 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい (2018年3月3日 21時) (レス) id: 75c2553cba (このIDを非表示/違反報告)
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