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桃side


朝から体調が悪い2つ上の彼女。


少しだけ二度寝してスープを作ることにした。


そんな中起きてきた彼女は1回目覚めたときよりも確実に顔色が悪くて...


青い通り越して白かった。


元々無理しがちで倒れやすい彼女はまた俺が年下やからって気ぃ使ってるみたい。


火を止めて彼女の側まで行くと膝から崩れ落ちかけた。


ほら、言わんこっちゃない。


ベッドに行くかと聞けば、寂しいと一言。


いつもより水分量の多いうるうるの目で上目遣いをくらう。


そんなん、1発KOやわ。


ソファーに寝かせてからキッチンに戻ると何やら感じる熱い視線。


ん?笑と微笑めばふにゃっとした笑顔が返ってきた。


それから少ししてスープが完成して持っていくと彼女は寝ていた。


「あら、寝てもうたか、」


少し乱れたブランケットを掛け直す。


ときどき険しい顔をしていた。


外の雨は本格的になっている。


彼女が起きるまで残りの家事をしよう。


なるべく音を立てないように仕事をした。




洗濯機を回しているとガタン!とリビングから大きな音がした。


「大丈夫ー?」


Aちゃんが倒れていた。


「え、?Aちゃん、!!」


『ふっ、、、はぁ、、は、、く、、』


「ちょっとまって、、、はい」


突然吐くと言い出すから一瞬焦ったけど念の為に用意していた袋を直ぐに口元に持っていった。


『...ゔっ...ゲホッ...はぁ、はぁ、』


その後何度か波を乗り越えた彼女はぐったりしていて。


「お水だけ頑張って飲んで、ベッド行こ?」


『...ん、スープ、は、?』


「元気なってからでもええやん!とりあえずゆっくり休も?」


『...のんちゃん...』


「大丈夫やで。俺ずっと横におるから。」


フッと一瞬で眠った後におでこを触るとほんのり熱を持っていた。


お姫様抱っこでベッドまで運んでAちゃんの寝顔を眺めた。


窓の外をめっちゃ恨んだる。こんなにAちゃんを苦しめやがってー!

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あおりんご(プロフ) - ゆぴさん» ゆぴさん!!いつもコメントありがとうございます♡ご期待に応えられるよう頑張ります!"٩(ー̀ꇴー́) (7月25日 8時) (レス) id: 567e367e2d (このIDを非表示/違反報告)
ゆぴ(プロフ) - 新作!!こちらも楽しみにしてます♡!! (7月24日 22時) (レス) @page1 id: a2dc47a3e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あおりんご | 作成日時:2023年7月24日 0時

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