宝物２話 ページ3
『あげる』
そんなこと、書くわけがない
人生を何周廻ったって書くわけがない
それほど大事なものだから
「………」
今の私は顔がきっと、青ざめている
顔色が良い、なんてことはないだろう
自分でも自覚するほどに血の気がひいている
ここ五年、なくしたことなんて一度もなかったから
「…本田さん、本当に大丈夫？」
朝食の隣の席は氷浦さん
さっきからご飯を食べつつ心配をしてくれている
でも、ジロジロ見られるのは慣れてなかった
『大丈夫ですよ』
そう書いて、私もご飯を食べ始めた
何も、味がしなかった
その時は、後輩のことなんて、忘れかけていた
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Jizeru(プロフ) - ありがとうございます！３にいくときに作ろうと思います！ (2019年11月18日 7時) (
レス) id: 79e50a2542 (このIDを非表示/違反報告)
グリーンＹ(プロフ) - 新作GOってまじですか！絶対読みに行きます！もちろんこっちも読み続けます！更新楽しみにしてます!!! (2019年11月17日 23時) (レス) id: 4f730fc997 (このIDを非表示/違反報告)
油揚げ(プロフ) - 突然すみません。。。最近この作品を見つけて読ませていただいています！とても面白いです!!新作はGoですね了解です(｀・ω・´)ゝ楽しみに待っていますm(*_ _)m (2019年11月17日 21時) (レス) id: 0de8082f55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Jizeru | 作成日時：2019年11月12日 14時
