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「 ただいま〜。 」
「 お、お邪魔します...。 」
おついちさんの(正確に言えば2BROの)家に、緊張しながらお邪魔した。
おついちさんから提案された当初は、この家に来ることを拒否していたけど、ダメ？とかって可愛く聞いてくるからどうしようもなかった。
仕方ない、仕方ない、仕方ないことなのだ。
おついちさんのただいまと、私のお邪魔しますに対する返答はどこからも聞こえてこない。
「 兄者くん、と弟者くん...、は居ないみたい。 」
そういう事らしかった。
出掛けてんのかねー、と言った後におついちさんが数秒間を置いてニヤリと笑う。
「 ドッキリ、しますかぁ。 」
やめたほうが...、と言おうとしたけど確かに面白そう。
はい、と返して作戦タイムの開始。
何をやっても二人の反応は面白そうだな、と悩んだ結果、シンプルなものに決まった。
おついちさんが居ない、けど私がいる。というものにした。
いつも家にいる人がいなくて、いるはずのない人がいる、ってなかなか怖くないか。
ドッキリ中おついちさんは２階に隠れているらしい、反応見れたら呼んで、との事。
「 がんばれ〜。 」
外から聞こえたエンジン音は、兄者さんの車ものらしく、おついちさんが階段を上がりながら茶化すように言った。
(痴女とか言われたらどうしよ...。)
心配を押し殺してリビングにステンバイ、まぁ、ソファに座るだけだ。
ガチャ、とドアが開く音がした。
二人が帰って来たようだ。
「 ただいまー、おついちさんいるー？？ 」
元気な弟者さんの声に返事をするわけもいかず、ただただソファで固まった。
だんだんこちらに近づいてくる足音に耳をすます。
(痴女じゃないです、痴女じゃないです。)
頭の中で必死に否定をしていると、リビングの入り口で弟者さんの声が聞こえた。
「 あ、おついちさ... 」
入り口の方を向けば当然のように目が合う。
固まる弟者さんと、更に固まる私。
数秒後、弟者さんは玄関を振り返り走り出した。
「 ...兄者ッ！！」
「 あー？？ 」
「 おついちさんがッ！！女にッ！！ 」
「 マジかよ...！！ 」
こちらにも聞こえる大きな声の会話の内容が、あまりにもユニークすぎて吹き出した。
おついちさんも我慢出来なかったのか、2階から笑い声が聞こえてくる。
賑やかな３人が、2BROって感じがして好きだ。
種明かしは、おついちさんがひとしきり笑った後になるだろう。
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鑪ﾁｬｺ(プロフ) - 本当に欲しい言葉ばかり頂いてます、申し訳ないくらいです(・ω・、)金魚様に気に入って頂ける小説が書けるように頑張りますね( ´ ▽ ` )ﾉ (2018年8月28日 1時) (
レス) id: 10fcfc8c85 (このIDを非表示/違反報告)
金魚ε(ε*｀＾´)э(プロフ) - 自分のペースでいいと思いますよ！気長にまってます！お体には気をつけて…(*^^*) (2018年8月28日 1時) (レス) id: c32a5a7489 (このIDを非表示/違反報告)
鑪ﾁｬｺ(プロフ) - KSubaruさん» ありがとうございます(*´σｰ｀)暑さに負けず、ぼちぼち頑張っていきますので応援よろしくお願いします(´- `*)またお越しくださいm(_ _)m (2018年8月28日 0時) (レス) id: 10fcfc8c85 (このIDを非表示/違反報告)
KSubaru(プロフ) - もう、すきっ！ってなりました(。･´д`･。)まだまだ暑い日が続きますのでご自愛くださいませ (2018年8月24日 19時) (レス) id: 88d4dcd1d3 (このIDを非表示/違反報告)
鑪ﾁｬｺ(プロフ) - 金魚ε(ε*｀＾´)эさん» いつも本当にありがとうございますρ(тωт`) (2018年8月15日 17時) (レス) id: 10fcfc8c85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鑪ﾁｬｺ | 作成日時：2018年7月30日 13時
