いただきものはウサギさん

9.私の同僚 ページ9

ぐぅとの過去の話が私にとってはとても見せられないような光景ばかりで一人で悶絶していた。





あんな純粋なぐぅにあんな姿やこんな姿まで見せてしまっていただなんて.........






ある意味絶望の淵にたっていた。





そんな私を救ってくれたのは一本の電話だった。





プルルルル




『ぐぅ、ちょっと出てくるから食べててね？』






JK「(´〜｀)ﾓｸﾞﾓｸﾞ は〜い」




もう、可愛いかよ！！


今にも発叫しそうだったところを懸命にこらえ、電話に出た。




『ヨボセヨ？』




？「A？」




『うん。そーだよ。どうしたのユンギ？』




YG「どうもこうもねーよ。」




彼は同僚のユンギ。仕事ではパートーナーを組んでいるから仲が良い友人の代表としてもあげられる人物の１人だろう。




『どうもこうもって何よ。何もないなら後3秒で切るからね。』




YG「おい。」




『すいませんでした。』





ご覧の通り、同僚なはずなのにまるで部下かのような扱いを受けているのが現状である。





YG「お前さ、今度の新入社員親陸会参加する？」



『..............それだけ？』





YG「本当はそれだけじゃないけどお前のテンションがやけに高いから落ち着いてるときに別件は話すわ」





ほほう。私がぐぅのことで舞い上がっているこのテンションまでお見通しってことか。

手ごわいぞユンギ殿。




『うーん。予定が空いてるし行こうかな。』





YG「じゃあ俺も行く。」



『何で私が行くって言ったら行くのよ。』






YG「........................それはまだ言えない。じゃあな。」




意味深な言葉を残したまま強制的に電話は切られてしまった。




『何なのよ。もう。』




いっけないぐぅが待ってるんだった。


早くぐぅのもとへ！

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