44話 ページ6
その瞬間私は青い光に包まれた
手の中にいるダイジンに温かさが戻るのを感じた
ダ「A… ほんとに よかったの?」
『うん、、ねぇダイジン?これからは君が鈴芽ちゃんのことを守るんだよ』
そう言いながら私はダイジンのおでこに唇を落とす
要石となった椅子を引き抜いたときのように体が霜に覆われるのを感じる
霞む視界がとらえたのは泣きじゃくっている鈴芽ちゃんと悔しそうに口元を歪める草太さん
今までありがとう
声が出なくとも私を見ていた2人にはしっかりと伝わってる。そう思える
今さらになって少しだけ後悔した
最愛な友達の将来を見られないこと、ダイジンが見つけるこれからの景色
欲を言うならば、これらを1番近くの特等席で見たかった
体の全てが霜に覆われていく……
私はそっと目を閉じた
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もなか - う"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!結末、採用してくださってありがとうございます...!!!まだ完結していないのにもう泣いてますっ...これからも応援しています!!!! (2023年1月23日 17時) (レス) @page9 id: 3fa804da04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:推しのために今日も生きる | 作成日時:2023年1月15日 15時