4話 ページ6
昔聞いた話よりも具体的かつ信じられない筈なのに現実感が半端ない
いや、あの美青年とすれ違ったからこそなのかｽﾄﾝｯと僕の胸の中に落ちた
要石…それがどんな形をしているのか僕には分からない
でも、おばあちゃんの話しを聞く限りたった２人で片方ずつ､、ずっと僕たちを見守ってくれていたのだろう
それはどんなに寂しくて切ないのだろうか
『あれ…後ろ戸を閉じ師が閉めるのは分かったけど、どうやって閉めるの？』
おばあちゃんは数回目を泳がしてから口を開いた
「鍵があるのじゃ……」
それだけ？もっとなんかあるのかと思ってたけど…何故そんなに言いたくなさそうなのか僕にはさっぱり解らなかった
「この際だ、お主にも教えておこう」
そう言って鍵を持ってきたおばあちゃんから説明を受けた……なにげに難しい
一通り説明が終わった頃急に大きな揺れがきた
「後ろ戸が…開いたのじゃ……」
赤い煙が立ち上ぼり町全体を覆うように伸びていく
あの方向は………鈴芽ちゃん！！
僕は急いで廃墟に向かう
そこでみたのはあの美青年と鈴芽ちゃんが後ろ戸を閉めようとしていたところだった
地面から青色の線が伸びていき美青年が持つ鍵に集まっていっている
いつの間にか現れていた鍵穴､、そこめがけ思いっきり差した
？「お返し申す！！」
その瞬間霧となって消えたミミズ
僕は呆然と立っていた
状況が理解出来ていない鈴芽ちゃんと怪我をしている美青年
なんともまぁ不思議な空間だ
雨がひとしきり降り終わったあと2人は僕に気付く
ｶﾁｯ
ｶﾁｯ
それは時計の針が動き始めた瞬間でもあった
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もなか - 入りきらなかったので続きです→わがままですみません...でも、作者様の創るストーリー大好きなので、作者様の創る結末ならなんでも楽しんで読みます!!長々とすみませんでした...汗 (2023年1月5日 11時) (
レス) @page34 id: 3fa804da04 (このIDを非表示/違反報告)
もなか - はじめまして!この作品自体は前から知っていたのですが、コメントしていいのかわからなくて...最近、見かけるようになったので私も!!と思いまして...草太さん落ちとか、夢主ちゃんが草太さんの代わりに要石になる結末が見てみたいです...!これからも応援します!! (2023年1月5日 11時) (レス) @page34 id: 3fa804da04 (このIDを非表示/違反報告)
美郁(プロフ) - めっちゃ主人公がどうなるか気になります！！凄い面白いです！！ (2023年1月4日 14時) (レス) id: f0d1cce09e (このIDを非表示/違反報告)
ねね - 面白すぎです (2023年1月2日 23時) (レス) @page31 id: e2952ddb8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：推しのために今日も生きる | 作成日時：2022年12月8日 10時
