14話 ページ16
『まさか、子守りするはめになるとは…』
ｸﾞﾀﾞｯとしながら双子の花ちゃんと空くんを見る
鈴芽ちゃんは苦笑しながらも子どもたちの相手をしていた
考え事をしていると袖を引っ張られる感触がしたので下を見てみると双子がﾆﾊﾟｯと効果音がつきそうなくらいの笑顔で口を開いた
「「おねぇちゃんが富士山ね！！」」
『はい？ちょ待っ…「よーいどん！」ちょっ嘘でしょ？！』
彼らがいきなり登ってきたがこの子たちを怪我させないように踏ん張る
登り終わって彼らをおろすと今度は息を切らしていた鈴芽ちゃんの上によじ登る
ハラハラしながら行く末を見守っていると草太さんが動き出した
何してんのこの人？？？？
一気に双子の興味は椅子に注がれたけど、僕たちは気が気でない
まるで機械のように歩く草太さんを凝視しながらも助かったと安堵した
しかし、全て草太さんの任せっきりというのも駄目なので鈴芽ちゃんと一緒に彼らを見守っていた
双子が寝に入った頃、下の階から声がかかる
2人で急いで降りると、日中のラフな格好よりも大人なドレス姿で化粧を施したルミさん
思わず僕はきれいと呟いた
しかし、ルミさんの耳にはちゃんと届いていたみたいで面白そうに別人やろ？と言われた
「え、ママぁ、この子がヘルプ？！」
ル「そうそう！」
「えぇ！」
おいてけぼりな僕たちは少しだけ気まずかった
しかし、スナックといっても飲食アルバイトとさほど変わらない内容だ
鈴芽ちゃんはアルバイト経験がないと言っていたのを思いだし僕が助けになろう
グラスを用意し、鈴芽ちゃんにお皿洗いを担当してもらい僕は棚のボトルの名前に目を通す
鈴芽ちゃんもカウンター側で仕事をしているとき僕たちは信じられない者をみた
多くのお客さんのなかに混じってダイジンが毛繕いしていて顔を見合わせる
向こうも僕たちに気がつくと走って逃げていった
『すみません！少し外出てきます！』
鈴「草太さん！ダイジンが！」
それだけ言い残して後を追っていく
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もなか - 入りきらなかったので続きです→わがままですみません...でも、作者様の創るストーリー大好きなので、作者様の創る結末ならなんでも楽しんで読みます!!長々とすみませんでした...汗 (2023年1月5日 11時) (
レス) @page34 id: 3fa804da04 (このIDを非表示/違反報告)
もなか - はじめまして!この作品自体は前から知っていたのですが、コメントしていいのかわからなくて...最近、見かけるようになったので私も!!と思いまして...草太さん落ちとか、夢主ちゃんが草太さんの代わりに要石になる結末が見てみたいです...!これからも応援します!! (2023年1月5日 11時) (レス) @page34 id: 3fa804da04 (このIDを非表示/違反報告)
美郁(プロフ) - めっちゃ主人公がどうなるか気になります！！凄い面白いです！！ (2023年1月4日 14時) (レス) id: f0d1cce09e (このIDを非表示/違反報告)
ねね - 面白すぎです (2023年1月2日 23時) (レス) @page31 id: e2952ddb8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：推しのために今日も生きる | 作成日時：2022年12月8日 10時
