13話 ページ15
僕が口を開きかけたその瞬間、扉のノック音と千果ちゃんの元気な声が聞こえてきた
扉を開けた先には満面の笑みで服を持っている千果ちゃんがいた
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服のおさがりを貰いなんとお礼を言えばいいか分からなかったが千果ちゃんが私が着るよりずっと似合っとる!と言って笑っていたので僕は申し訳なさを持つ方が失礼だと思ったので負けじと笑顔でお礼を言った
そして、僕たち3人は抱き合い、また会う約束をする
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『全然捕まんないね車…』
鈴芽ちゃんが《神戸行き》と書かれた紙を持ち上げてみるが誰も見向きもしない
草「鈴芽さん、もっと強い意思を示さないと。手を大きく振るとかさ」
鈴「そんなに言うなら草太さんがやってみたら?」
草「いや、椅子が動いたら可笑しいだろう」
草太の言葉に僕たちは目を合わせる
小さく吹き出すと草太さんが少し不機嫌になった気がした
鈴「自覚あったんだ」
しばらくして雷が落ちて雨が降ってきた
鈴芽ちゃんと荷物を濡れないようにし、バス停へ急ぐ
ボーッとしながら空を眺めていると木にとまっていたアゲハチョウに気がつく
ずっと眺めていると飛んで行くアゲハチョウ
鈴芽ちゃんと草太さんは話をしていた
ブブッ
スマホのバイブを感じたので開いてみる
ー要石になるつもりなのか 受信
ー違うよ…1番良い方法を探したいんだ。ダイジンが鈴芽ちゃんと一緒にいたいと思ってるように思えるから、何か力になれないかって 送信
鈴「…っと、ちょっと〜A?ルミさんが神戸まで連れていってくれるって」
『え?あぁ、ごめん。ルミさんよろしくお願いします』
ブブッ
ー余計な手出しをするでない。知らぬ方がよい。あやつには要石の役目を続けてもらわにゃいかん 受信
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もなか - 入りきらなかったので続きです→わがままですみません...でも、作者様の創るストーリー大好きなので、作者様の創る結末ならなんでも楽しんで読みます!!長々とすみませんでした...汗 (2023年1月5日 11時) (レス) @page34 id: 3fa804da04 (このIDを非表示/違反報告)
もなか - はじめまして!この作品自体は前から知っていたのですが、コメントしていいのかわからなくて...最近、見かけるようになったので私も!!と思いまして...草太さん落ちとか、夢主ちゃんが草太さんの代わりに要石になる結末が見てみたいです...!これからも応援します!! (2023年1月5日 11時) (レス) @page34 id: 3fa804da04 (このIDを非表示/違反報告)
美郁(プロフ) - めっちゃ主人公がどうなるか気になります!!凄い面白いです!! (2023年1月4日 14時) (レス) id: f0d1cce09e (このIDを非表示/違反報告)
ねね - 面白すぎです (2023年1月2日 23時) (レス) @page31 id: e2952ddb8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:推しのために今日も生きる | 作成日時:2022年12月8日 10時