12話 ページ14
暫く話しながらご飯を食べて、宿の手伝いをしてってわりと忙しい1日を過ごした
布団に入ると猛烈な睡魔が襲ってきて、千果ちゃんと鈴芽ちゃんが話しているのをﾎﾞｰｯとした頭で聞いていた
千「あんたらって、なにもん？」
鈴「あ…あの椅子は――――お母さんの形見なんだ。でも今は……ごめん、うまく言えない」
あの椅子って鈴芽ちゃんのお母さんの形見だったんだ…初めて聞いた話に驚きつつも眠気が勝って口は動かすことができない
千「そうかぁ…でもなぜじゃろか――――あんたらはなんか大事なことをしとる気がするよ」
千果ちゃんが小さく笑った気がした
その言葉に不意に泣きそうになる
鈴「……！ありがう、千果。うん、そうだ、きっと大事なことをしてる。私もそう思うよ！」
そこで僕の意識は途切れた
ｶﾁｯ
ｶﾁｯ
前に聞こえてきた時計の音は少しだけ大きくなっていた…そして聞こえる幼い声､、何を言っているのかは聞き取りづらい
〰朝〰
鈴「寝起きの悪い人っているよね……」
千「え、誰？彼氏？」
違いますぅ、一般論と少しため息混じりに愚痴を言う鈴芽ちゃんに苦笑する
千果ちゃんは何かを思い付いたみたいに可愛い顔で驚く発言をした
千「そうゆう時はなぁ、キスしたら起きるで！」
思わず水が器官に入ってしまったのでむせる
千果ちゃんと鈴芽ちゃんに心配されながら、なんとか朝の支度を終える
朝ごはんを食べさせてもらっていると千果ちゃんの弟くんがテレビを見て感心した声をあげたのでテレビに目を写すとダイジンが映っていた
僕と鈴芽ちゃんは草太さんがいる場所に駆け込む
いくら鈴芽ちゃんでも振り回しても叩いても全く起きる気配がない草太さんに痺れを切らしたのか椅子にキスしようとしたので何となく下を向いてしまう
草「鈴芽さん？おはよう…どうかした？」
呑気な草太さんに僕たちは少しだけｲﾗｯとした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 204人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もなか - 入りきらなかったので続きです→わがままですみません...でも、作者様の創るストーリー大好きなので、作者様の創る結末ならなんでも楽しんで読みます!!長々とすみませんでした...汗 (2023年1月5日 11時) (
レス) @page34 id: 3fa804da04 (このIDを非表示/違反報告)
もなか - はじめまして!この作品自体は前から知っていたのですが、コメントしていいのかわからなくて...最近、見かけるようになったので私も!!と思いまして...草太さん落ちとか、夢主ちゃんが草太さんの代わりに要石になる結末が見てみたいです...!これからも応援します!! (2023年1月5日 11時) (レス) @page34 id: 3fa804da04 (このIDを非表示/違反報告)
美郁(プロフ) - めっちゃ主人公がどうなるか気になります！！凄い面白いです！！ (2023年1月4日 14時) (レス) id: f0d1cce09e (このIDを非表示/違反報告)
ねね - 面白すぎです (2023年1月2日 23時) (レス) @page31 id: e2952ddb8f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：推しのために今日も生きる | 作成日時：2022年12月8日 10時
