5話 ページ7
ヴィクトルサイド
なんてことだ。
あの日から、ずっと頭の中から離れなかった存在が、目の前にいる。
会いたくて会いたくて、JAPANの選手に香月という選手がいないかどうか何回も調べて、でもそんな選手いなくて。
まさかゆーりが彼女の応援してた家族だなんて。
『もしかして、グランプリファイルの時の携帯の人?』
可愛らしい口で、俺のことを話す。
それだけで世界は変わって見えるのに、彼女がここで住んでいるなら、毎日会えるということか?
ダメだ。胸が高鳴ってしょうがない。
気づけば彼女を引き寄せて、
熱い口付けを交わしていた。
ヴィ「I LOVE YOU」
『んぅっ!?んんっ///んあっ/////』
可愛すぎる声に、火照った顔で、そんな反応されたら、きっともう手放せない。
そう思っていたら、突然ゆーりが俺たちを引き離した。
勇「ヴィ、ヴィクトル!?どどどどうしたの!?」
あたふたと慌て、顔を真っ赤にして言う。
残念。
でも確かに突然過ぎたね。
彼女も真っ赤になってこちらを見つめてる。
ヴィ「実は、グランプリファイルで彼女に会った時、一目惚れしたんだよね〜。また会えて嬉しくて。」
『ひっ、一目惚れ!?』
真っ赤な彼女も可愛らしいけど、驚いた彼女もとても愛らしい。
今日から毎日会えるんだ。
愛を込めて名前を呼ぼう。
ヴィ「そうだよ。A。愛してるよ。
俺と付き合って?」
今までで1番カッコよくみえるように、1番いい笑顔にみえるように、彼女に初めてした愛の告白だった。
勇「えええええ!!??」
ゆーりも驚いていた。
絶対手に入れる。
俺のものにしたいんだ。
毎日愛して愛して抱きしめたい。
だから、彼女にフラれるなんて、夢にも思わなかったんだ。
『ごごごゴメンさいっ!気持ちは嬉しいですが、付き合えません!』
そう言って真っ赤な顔で走り去って行った。
ヴィ「、、、Why!?」
理解できなかった。
そんなこと、あるはずないと思った。
世界は思ったより残酷だった。
勇「ヴィクトルでもフラれるのかっておもうけど、Aちゃんはしょうがないよ。今までフラれた人は星の数ほどいるし、、、何より、Aちゃんは忘れられない人がいるから」
そんなこと夢にも思わなかったんだ。
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筧〜カケイ〜(プロフ) - Sakiさん» うれしいです^^ 面白いと思ってもらえるよう頑張ります^^ (2017年4月3日 13時) (レス) id: 1b8de48e91 (このIDを非表示/違反報告)
筧〜カケイ〜(プロフ) - Sakuraさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2017年4月3日 13時) (レス) id: 1b8de48e91 (このIDを非表示/違反報告)
Saki - すごく面白いです!続きが楽しみです。更新頑張って下さい!! (2016年12月31日 13時) (レス) id: 765ea40c09 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - ヴィクトル素敵…(*´ω`*)応援してます!!更新ふぁいとです( *`ω´)9 (2016年12月24日 22時) (レス) id: cf1746ec9f (このIDを非表示/違反報告)
筧〜カケイ〜(プロフ) - 凪さん» どうもありがとうございます^^ 頑張って更新していきます! (2016年12月24日 16時) (レス) id: 50397745d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:筧〜カケイ〜 | 作成日時:2016年12月22日 23時