冷静沈着な女医 Ⅶ 【コードブルー】 (ページ32)

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episode115 ページ32

『2人とも少し落ち着きなよ。2人が喧嘩したって何も解決しないよ？』

険悪な雰囲気になり流石に止めようとしたが2人は聞く耳を持たなかった

白石は立ち去ろうとした緋山を引き留めていた

緋「じゃあ､あんた関わって解決してやりなさいよ､スタッフリーダーさん。責任者は大変だね」

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医者には大抵友達がいない

会えるのは患者か医療関係者だけ

そもそも友達って必要？毎日が過酷過ぎて､自分のことで精一杯。

誰かと時間を過ごす余裕なんか無い

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白「緋山先生､いくらなんでも冷たすぎない！？

フェローがｼﾞｻﾂしてたかもしれないんだよ？」

エレベーターの中で怒りを爆発させてる白石を何とか宥めようとする

『まぁまぁ…少しイライラしてただけだと思うよ？』

藍「俺は緋山と同感だ。お前が騒いでも何も解決しない」

白「はい！？」

少し怒りが収まったのに再び白石の怒りが溜まったので､耕作を軽く睨みつけた

耕作はエレベーターを降りていった

白「…何あれ！？」

『ごめん。耕作にはちゃんと言っておくから』

白石に謝りながら耕作を追いかけた

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『耕作…！』

前を歩く耕作の腕を掴んで引き止めた

藍「なんだ」

『2人の言いたいこともわかる。でも､さっきのは言い過ぎだよ？』

藍「……すまん」

『はぁ…白石にも謝りなよ。スタッフリーダーとして､みんなのこと色々とかんがえてくれてるんだから』

中々素直にならない耕作にため息をつきながら､相談室に向かった