episode2 ページ36
藍「…ﾁｯ…」
やっぱり俺も休むべきだったか…。
あと少しで帰れそうだった為､朝から少し体調が悪そうだったAに連絡したら彼女が咳き込んでいる音と耕輝の焦った声が届いた。
白「藍沢先生､どうかした？」
医局に入ってきた白石に事情を説明した。
藍「だから、悪い。まだ定時前だが帰ってもいいか？」
白「もちろんだよ！こっちは大丈夫だから早く帰ってあげて！」
藍「すまん」
着替える時間も惜しくて､点滴など必要になりそうな物をオーダーして急いで家に帰った。
藍「A！」
『っ…ﾋｭｰ…ﾋｭｰ……』
少し遅かったかっ…！
玄関を開けると壁に寄りかかって上手く呼吸が出来ていないAと目に涙を溜めている耕輝がいた。
胸に耳を当てると喘鳴がしたので、すぐに吸入器をAに吸わせる。
藍「A､これをゆっくり吸ってくれ」
『ﾋｭｰ…ﾋｭｰ……っ…ん…』
藍「……身体熱いな…。もう今日は何もしなくていいから寝室行こう？
耕輝､ママを寝室に連れて行くからリビングの方で美桜と待っててくれるか？」
耕「…まぁま、らいじょーぶ…？」
藍「しばらく寝れば良くなる。あとでパパがご飯作ってあげるからな？」
耕輝が頷いてリビングの方へ行ったのを見届けてからAを横抱きにして寝室へ連れて行く。
藍「診察するから服のボタン外していいか？」
『ｹﾞﾎｯ…っ…』
Aが頷いたのを確認して服のボタンを外し､聴診器を当てる。
……少し嫌な音するな…。喘鳴とはまた違うから喘息ではないか…。
藍「風邪だと思うが､肺から嫌な音するから一晩様子を見よう。明日になっても同じ状態だったら病院な？」
『ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…わかっ…た…』
額に冷えピタを貼り布団をかけた後､耕輝と美桜が待っているリビングに向かう。
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佑妃奈(プロフ) - 咲空さん» いえいえ、名前の漢字は変換で出てこないので自分でも間違えるので大丈夫です🙆♀️ (2022年3月14日 22時) (
レス) id: f264ee5bd6 (このIDを非表示/違反報告)
咲空(プロフ) - 佑妃奈さん» お名前の字間違ってましたね。ごめんなさい…!🙇🏻♀️💦 (2022年3月1日 19時) (レス) id: ce397de9af (このIDを非表示/違反報告)
咲空(プロフ) - 佑妃奈さん» 佑紀奈さん､リクエストありがとうございます！藍沢先生が巻き込まれる系は自分では初めて書きますね…。いいお話が書けるように頑張ります！！️💪 (2022年3月1日 17時) (レス) id: ce397de9af (このIDを非表示/違反報告)
佑妃奈(プロフ) - いつも読ませていただいています。リクエスト失礼します。藍沢先生が爆発事故の二次災害に巻き込まれて、海ほたるの時の影響が出てしまったり意識不明の重症をおってしまったりする話がみたいです。これからも応援してます!! (2022年3月1日 15時) (レス) id: f264ee5bd6 (このIDを非表示/違反報告)
咲空(プロフ) - ななせさん» ななせさん、こんばんは🌙 リクエスト了解しました！怪我か心労どちらにするか迷いますね笑。リクエスト貰った順に書いているので待たせてしまうかもしれませんが､楽しみに待ってていただけると嬉しいです！ (2022年2月28日 20時) (レス) id: ce397de9af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおい | 作成日時：2022年1月31日 19時
