朝から元気いっぱい ページ5
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────翌日.
「Aちゃんおはよう！！」
「……なんでそんな元気なんですか？」
「だって今日はAちゃんの晴れ舞台だし！」
朝から元気いっぱいなあきさんは今日も派手な金髪に派手な服だった。
まあ、あきさんが楽しそうでなによりですよ。私は。
机の上に用意してあった、朝食を食べながら今日の式のことを考える。
卒業したら、私は知り合いなんていない他県に引っ越すんだもんね……
今日が級友に会う最後の日かぁ……
ちょっとだけ、寂しい、かも？
「あ、Aちゃん！
この髪飾りどう？かわいい？」
「……いいと思いますよ。
あきさんにとてもよく似合ってますから。」
「いやん、口説かれちゃった」
たまにこの人大丈夫かなって思う。
いつの間にやら冷めた目になってて、あきさんには『そんな顔しないでよっ！』なんて小突かれた。
そしてそこから始まる謎のつつきあい。
「やだ、Aちゃん擽ったい！」
「うわ、ちょっと、辞めてくださいよ！」
「やだよー！」
2人で笑いながらいると、突然声をかけられる。
「……A、何してるの？」
「あ……」
若干不機嫌な富夫に。
……え、なんでこの人不機嫌っぽいの？
「なんで、富夫がいるの？
もしかしてもう時間……あ……」
「もうそろそろ出ないといけない時間なの。
でも、なかなかAが来ないから迎えに来た。」
「え、ごめん。本当にごめん。」
すぐ準備する！
それだけ言って、自分の部屋に鞄を取りに行く。
特に持っていくものもないから、ほとんどすっからかんの鞄はきっと入学式以来。
「富夫お待たせ！行こう！」
「僕君に待たされてたんだけど……」
「はっはっはっ！知らん！」
ちゃちゃっと靴を履いて、富夫の腕を引く。
富夫は呆れながらもちゃんと一緒に歩いてくれる。
「あきさん行ってきます！」
「いってらっしゃ〜い
また後でね〜」
「はい！」
後ろからあきさんのその声が聞こえた。
富夫は横で軽く会釈していた。
「富夫くん、キミ本当に外面はいいね。」
「は？」
「そんな怖い顔しなくても良くない？」
その顔外でしていいのかな？なんて思いながら彼を見る。
その顔にはまあもちろんのように、サボりたいと書いてある。
そんな富夫を引き摺って、中学校に向かいました。(あれ、作文？)
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あんず飴 - 伊藤落ちにして欲しいです！！！！ (2019年2月12日 0時) (
レス) id: e9a1259486 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 相良様今日から俺はの中で一番大好き格好良過ぎ 溺愛されたいって思う位好き(ドラマ終わったら相良様ロスになりそう） (2018年12月4日 5時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moe | 作成日時：2018年6月23日 0時
