要求 あきらかにあきら ページ8
.
あきらside
「なぁ…チョコ…くれるんか？」
『え？』
Aと付き合って1年が経とうという時
ワクワクした気持ちの中
バレンタインという行事が！
これは Aからチョコを貰えるという事！
と 思い 聞いてみた…
が しかし！
『私 ホワイトデー派だから』
「はい？」
『いや、だから
バレンタインに貰った人にだけ
ホワイトデーに返すの！』
「じゃあ 俺には？」
『あ〜！バレンタインにくれたらね…』
忘れていた…彼女の性格を…
Aからしたら きっとバレンタインなんて
面倒なイベントなんだと思う…
〜バレンタイン当日〜
「っしゃー 作るで〜！」
ネットでレシピを検索して Aの為、そして自分の為にチョコを作る！
「てか…なんで、板チョコ 溶かしてまた固めんねん…訳わからん…」
レシピに文句を言いながらも 手を動かす
「うわっ！ヤベッ！こぼした！」
「手、切った〜！」
「ハァ…ハァ…
マジ 女子すげぇ〜…」
なんて 少し悟りを開く…
一応 頑張ってはみたし味見もして
大丈夫だとは 思うんだけど…
「チョコが硬くて手 切りすぎた…」
自分の傷だらけの手を眺めて 笑えてきた…
「これから Aに会うんやった！
急がな！急がな！」
速攻で準備をして チョコをもって
待ち合わせ場所に 猛ダッシュ！
「A！」
ひらひらと手を振ってくれる
「ごめん！遅なった！」
『大丈夫だよ
まだ時間前だから』
「よかった〜」
午後からの集合だったから 一緒にいられる時間は
限られてる
「A…ハッピーバレンタイン…？」
『なんで 疑問形なの？』
「これ…受け取ってくれるか？」
『何？これ？』
「チョコ…」
『え！ありがとう！
乙女じゃん！』
喜んでくれてる！
「よかった〜
味は 大丈夫やと思うんやけど…」
『まぁ…家でゆっくり食べるよ』
目の前で感想 聞きたかった…
『今日 泊まってもいいでしょ？』
「え？あぁ…ええけど…」
『ありがとね…
なんか…嬉しかった』
この笑顔…すごく好き…
「A…好きやで…
これからも 一緒におってな？」
『うん…了解…
離さないでよね どっか行っちゃうから…』
「は〜い！任しとき！」
今までにないバレンタインに心が少し暖かい…
いつも 隣にいてくれて…
ありがとう…
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 97人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
和倉紫乃(プロフ) - 今回のは もういっぱいになってしまったので、移行します。R系だったら違う方に書いておきます！これからもよろしくお願いします！ (2017年9月4日 15時) (
レス) id: fc05a06612 (このIDを非表示/違反報告)
神吉ひなの(プロフ) - すみません！Ｒ系が良かったです！反応遅れてしまい申し訳ないです。。新しいあきらの読みました！それもすごく良かったです。また、お時間あるとき宜しくお願いします！ (2017年9月4日 14時) (レス) id: 11dde996de (このIDを非表示/違反報告)
和倉紫乃(プロフ) - R系ですか？それとも軽く掠める感じ ですか？よければ教えてほしいです！お願いします！ (2017年8月14日 13時) (レス) id: fc05a06612 (このIDを非表示/違反報告)
神吉ひなの(プロフ) - あきらの激しい系お願いしたいです！ (2017年8月14日 9時) (レス) id: 6785c329ac (このIDを非表示/違反報告)
和倉紫乃(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言ってもらえると、嬉しいです。これからもよろしくお願いします！ (2017年7月16日 19時) (レス) id: fc05a06612 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：和倉紫乃 | 作成日時：2017年1月12日 19時
