【w/r/w/r/d!】愛し合う主役は我々だ！ 【短編集】

[rk]軍ﾊﾟﾛ　snem 【ずっと待っていた】 ページ30

エーミール「」
しんぺい神『』



リクエストありがとうございます

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


snsibe


「じゃあ…いってきます」


静かに聞こえた気がしたエーミールの声。


でも今は夜中、しかも戦争中。
こんな夜中に位もたかいエーミールが歩くのは許されない。


怪我人の看病で疲れて、医務室で寝てしまったほど重い目を開けると、目に涙を浮かべるエーミールが、



「起こしましたか…



隠していてもいずればれるので言っときます、



とうとう幹部も戦場に送られます。


そこで、最近幹部になった人から行くことになりました。




明日には、ショッピさんと私が行くことになったので





一番よくしてもらったしんぺい神さんには挨拶をと思って、




これで、最後かも知れません。


幸い怪我で済んだ場合はお世話になりますね。」









そんな、あり得ない。


我々国が、劣勢って言うことだろ。


だからって、エーミールをいかせなくていいだろ。



こんなこと思っていても、決めたのはグルッペンだ。



あいつに忠誠を誓った者として、行かないわけにはいけない。



でも、エーミールだ。いろいろ考えているだろ





絶対帰ってくる、






でまた、医務室に来て笑い会えるはず




そんなこと思っていても出てきた言葉は


『俺は大丈夫』





大丈夫じゃない









〜〜一年後〜〜


銃声がここまで届くようになった、
時には、人の体が腐っていく音まで

そのせいで食事も喉を通らない


そこで俺は、星が輝く夜。空からの声を待った。




しかし、医務室からは星が見えない、何やってんだろ。



そう思った時、



「ただいま迎えに来ました」



ずっと待っていた声がした、



ふりかえると、傷ひとつないエーミールがいた。








fin

ーーーーー



意味深←

[rk]学ﾊﾟﾛ　spkn　【かまちょ】→←みかんのお茶漬け

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す