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エ「俺の連れに触んな」
(？)「チッ、めんどくせー」
えいちゃんが来ると男性はあっさりどこかに行ってしまった。
エ「お前な！急にどっか行くから焦っただろ！」
あ、怒らせちゃった。
また、捨てられる？
私が黙り込むと。
エ「あー、わりぃ。強く言いすぎた。でも、もう離れんなよ？」
捨てられないかという心配と、優しい彼の言葉で視界が歪んだ。
エ「は、ちょ、何で泣いてんの！」
「泣いてないっ」
エ「あーもう」
えいちゃんは少し強引に腕引っ張った。
気づいたら視界は真っ黒で、えいちゃんの腕の中にいた。
エ「心配させんな。」
「捨てられるかと思った。」
言うつもりのなかった言葉もえいちゃんの前だと出てきてしまう。
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作者名：ひなりんご | 作成日時：2017年8月24日 10時
