あとがき ページ25
こんばんは、悠です。
はじめまして、とご挨拶するのが相応しい方がほとんどかもしれません。見知らぬ作者のお話を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
彼らの夜は如何だったでしょうか。
このお話を書くにあたっての拘りの一つは夜のシーンを描かないことでした。作中に直接的に彼らがいる時間帯として夜のシーンはありません。それでもずっと夜を感じていただけていればと思います。
何故なら、夜はずっと彼らの中にありました。普通を求める自分、理想のような生活に不満を抱く自分への否定。誰かとの恋愛の先に幸せを築くことを諦めながらも憧れを捨てきれずにいる自分への呆れ。 その中に居るまま、「am0:00」はおわりでもはじまりでもない一瞬の逃避行で、永遠でした。その永遠を動かし始める、それが彼らにとって「am0:00を超える」ことでした。
ふたりだから、超えられる。
そんな彼らを描きたかったです。少しでも感じていただければと思います。
正直、大好きな書き手さんである早瀬さんと黄色い恐竜さん主催のコラボ企画ということで、めちゃくちゃ気合いが入っています。空回りしまくりました。設定とか作り込みすぎて活かせなかった所もたくさん、だから読んでいて訳が分からなくなるようなところもたくさん。
それでも、早瀬さんの素敵なプロローグから生まれた遠いとおいどこかの世界線にいる彼らの夜明けを楽しんでいただけたなら幸いです。
さて、普段は私は別場所で細々とお話を紡いでいます。その場所をここで明らかにするのは少々マナーとして憚られますので、もし興味を持っていただける方がいましたら、私のTwitterを経由していただければと思います。
悠(@Yuu_qk)
別場所には完結済みシリーズが2本(fkr、izw)、連載中シリーズが1本(現在停滞気味 kwmr/ymmt)、その他短編が数本を載せています。ご縁がありましたらぜひ。
そして最後となりますが、今回もまた素敵な企画を主催してくださった早瀬さんと黄色い恐竜さん、お話を読んでくださった皆さんに最大限の感謝を込めて、私のあとがきはおわりです。
また夢の中でお会いできることを願って。
悠
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作者名:早瀬 x他3人 | 作者ホームページ:
作成日時:2021年3月29日 15時