第59話 忘れられない姿 ページ18
「あー、楽しかったー!」
水遊びを終え、皆は濡れた身体をふいていた。
バブは疲れてタントの膝枕で眠ってしまった。
「こんなん大したことねーよ!」
「駄目!風邪ひくよ!」
ギルは抵抗するも、Aにタオルで身体をふかれていた。
一方、俺はプールの空気を抜き、へこませていた。
「変わったプールだな。」
「ビニールプールって言ってね、小さい頃よく遊んでたんだ。」
「そうなのか。」
「ちょっとここに干しとくね。」
Aは日の当たる場所にプールを置き、「濡れた〜」と言って着ていたTシャツを脱いだ。
「!!!?///」
膨らんだ胸としまった小尻しか隠していないその女性らしい姿にその場にいた男全員が固まった。
マンカス「(肌綺麗…///)」
ミスト「(お尻小さい…///)」
コリコ「(胸おっきい…///)」
ギル「(やはり脚長…///)」
タガー「(スタイル良さすぎだろ…///)」
Aはそのまま水を吸ったTシャツを絞る。
「A可愛い!凄く似合うわ!」
「やめてよ、こういうの着るの初めてですごく恥ずかしいんだから!////」
全「(照れた!)」
「と、とりあえず着替えてくる!早くこれ脱ぎたい!」
そう言うとAは走って行ってしまった。
「ふふふ、Aったら照れちゃって…ほんと可愛いわね。」
「Aもあんな格好するのね。男の子みんなドキドキしちゃうんじゃない?ねぇ?」
タントとヴィクはくすくす笑いながらこちらを向く。
「し、してない!ドキドキしてない!」
「は?あんなん興味ねーし///」
「そりゃあドキドキするでしょ。好きな子だったらの話だけど///」
「うーん、ドキドキと言うか…興奮した!ってぎゃあ!」
タガー→ミストから雷、ギルから飛び蹴りを受けた。
「うるさい変態。」
「2匹揃ってはねーだろ!」
「2匹は正しい。」
「何だよリーダーまで!お前はときめかねぇのか!?」
何でいちいち言わないとならないんだ。
…Aのこと好きでないならいちいちときめかないだろ。
「おいノーコメントかよ!」
「ああ。」
「何だよそれ!」
「いいじゃないの。リーダーはこう見えて照れ屋なんだから。」
「おい、やめろタント!」
まさかタントにからかわれるとは…これは少し凹んだ。
しかしAがあの綺麗な姿を見せてくれないと思うと少し残念な気もする。
俺だけにもう一度、見せて欲しい…なんて。
この願望は心の奥で隠しておこう。
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なおぴょん(プロフ) - **ぐるぷん**さん» 私も毎日聴いてますよ~♪ 札幌公演見に行きますか? (2014年10月10日 22時) (レス) id: 4de1711d69 (このIDを非表示/違反報告)
**ぐるぷん**(プロフ) - なおぴょんさん» 私も毎日聴いてます!私は福島です!( ̄^ ̄)ゞ (2014年10月10日 22時) (レス) id: d02575319c (このIDを非表示/違反報告)
ねねこ(プロフ) - **ぐるぷん**さん» 四季のアラジンオーディション、団員以外にもキャスト募集するので一和さんが出る可能性なある気がします。退団後も四季作品に契約で出ている方いますし…札幌開幕は来年の1月なので最低でも一年はやると思いますよ! (2014年10月6日 23時) (レス) id: 14bda2dd5b (このIDを非表示/違反報告)
なおぴょん(プロフ) - **ぐるぷん**さん» 私もCATSのCD持ってます!いいですよね〜(*^^*)ぐるぷんさんは、札幌に住んでいるんですか? (2014年10月6日 22時) (レス) id: 4de1711d69 (このIDを非表示/違反報告)
**ぐるぷん**(プロフ) - なおぴょんさん» キャッツ千秋楽迎えましたね!キャッツのCD聴くたびにキャッツ観たいな〜ってなります(T ^ T)受験終わるまで札幌でやってるかが不安で不安で(°_°) (2014年10月6日 22時) (レス) id: d02575319c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねねこ | 作成日時:2014年7月8日 20時