第8話 夜行列車 ページ10
「ふんふんふーん♪」
今、私は街の駅へ向かっています。
親戚に会いに行くために東京から京都まで列車に乗って行くんだけど、おばさんから
特別なチケットをもらったの！
今夜限定の夜行列車のチケット！数十年前に使われてた蒸気機関車に乗れるんだ〜♪
駅について、早速駅長さんにチケットを見せて乗り込む。
「今日はスキンブルも特別スタッフとして列車に乗るんだよ」
「えっ？スキンブルってスキンブルシャンクス？猫ですよね？」
「ああ。でもあいつは良い子だから大丈夫だよ。お嬢さん、良い旅を！」
「ありがとうございます！行ってきます！」
「スキンブルシャンクス」とはこの駅で飼われている猫のことだ。
最近あまり駅に訪れてなかったため、なかなか会っていなかった。
あとで顔出そうかな…
列車の中はずいぶんレトロチックで温かみがあった。
私は自分の席を見つけ、しばらく窓からの景色を眺めていた。
しばらくして私は突然目が覚めた。どうやらそのまま寝ていたようだ。
もういちど眠ろうと目を閉じるものの、なかなか眠れず、しかもゴトゴト揺られるため、
少し酔ってしまった。
列車尾のテラスにでて、風にあたる。気持ち良いなあ…。
するとにゃあ…と声がして振り返れば黄色い毛並みの雄猫。
「スキンブル！お疲れ様。」
私が頭を撫でると気持ちよさそうに喉を鳴らした。
本当にいい子だなあ…
そういや京都に行くこと、ミストにしか言ってなかったな…
まあ、みんなに伝えておいてって頼んだけどね。
ふとスキンブルを見ると、右耳に何か付いていた。何かな？
「ちょっと動かないでね。」
私はそう言うと、そっと耳に付いているごみを取ろうとしたが、なかなかとれない。
あれこれ苦戦しているうちに、こんな声がした。
「ちょっとやめて…」
優しい男の人の声だった。
「えっ!?」
私はびっくりして、その勢いでうっかりスキンブルの耳を引っ張ってしまった。
その時、スキンブルはみるみるうちに大きくなって、人間の男性になった。
「ええええ!?…んぐっ」
「静かに！お客さんが起きる!」
人間になったスキンブルに口を塞がれた。
「貴方、ジェリクルだったの…？」
「!?ジェリクルを知っているのかい!?あっ!ねえ君、もしかして怪我したマンカスを
助けた女の子かい？」
!!!
「私のこと知っているの…？」
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伊達 光秀 - マンカスとタガーに好意を持たれているなんて...夢主ちゃんが心底羨ましい← (2018年12月17日 22時) (
レス) id: 9cccb0eb3e (このIDを非表示/違反報告)
マリお - マンカス大っすきなんでうれしいです＾＾こうしてキャッツの夢小説に出会えるとはおもってなかったです。 (2014年11月8日 23時) (レス) id: 483dce1d76 (このIDを非表示/違反報告)
かななん(プロフ) - ねねこさん» 有難うございます☆こちらこそ、よろしくお願いします♪ (2014年8月1日 13時) (レス) id: 6b33507c4c (このIDを非表示/違反報告)
ねねこ(プロフ) - かななんさん» いえいえ！レスってところを押すと送りたい人のところに楽々送れますよ(o^^o)私は神奈川（静岡に近い方です）に住む高1です！これからも小説宜しくお願いします(*^_^*) (2014年8月1日 13時) (レス) id: 14bda2dd5b (このIDを非表示/違反報告)
かななん - ねねこさん、返信遅くなってすみません汗 (2014年8月1日 13時) (レス) id: 6b33507c4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねねこ | 作成日時：2014年5月11日 2時
