第6話 転校生 ページ7
この前、席替えがあって私はひとり席になってしまった。
私のクラスの人数は奇数なので、どうしても余るのだ。
そーんなある日。
「はい、みんな！席に着いて！今日は転校生が来てるのよ！」
「えっ、どんな人だろ！」
「可愛い女の子かなー！」
すると、男の子が教室に入ってきた。
細くて、他の男子に比べて少し小柄で、綺麗な黒髪。
「初めまして。船津霧也(ふなつきりや)です。宜しくお願いします。」
すると周りの女の子たちがざわざわしだした。
「やばい！イケメンじゃん！」
「絶対もてるよねーーーー」
「はいはい！静かに！席どうしようかな…あっ！あそこの空いてるとこ座って！」
先生はそう言って私の隣をさした。
船津君はそっと席に座ると、「よろしく。」と優しい声で言った。
休み時間
「ねえ、君なんて言うの？」
「え？私は安藤Aです。どうぞよろしく。」
「僕、結構遠いところからきて、この町のことよく知らないからいろいろ教えて。」
「はい！遠いところって、どこから来たの？」
船津君はふっと笑うと、
「それは無理。秘密なんだ。」
…秘密？
なんかミステリアスだなあと思いつつも、なんか申し訳なくなってしまった。
そして放課後
今日は部活が休みだったので、早く帰れた。
友達と別れ、ひとりで帰っていると、船津君の姿が。
もしかして、家の方向同じかな？
声をかけようとすると、突然船津君はあの狭い道に入っていった。
そう、あそこは私とマンカスが初めて会った場所だ。
…怪しい。
私は船津君を追いかけ道に入った。
ごみだらけの道をなんとか通るものの、彼の姿はない。
どこにいったの!?
ふと見ると、下の方に謎のトンネルがあった。
私は好奇心のままトンネルをくぐる。しかし、小さいせいか胸あたりで引っかかってしまう。
どうしよう！なんとかもがくものの、胸の膨らみが邪魔をする。
「おい、何してんだ。ここで。」
!!この声はラム・タム・タガ―！まさかここでまた会えるなんて!
「あの！私を引っ張って！」
「なんでだよ。めんどくせー」
事情を説明すると、はいはいといって引っ張ってくれた。
「ありがとう」
「ったく、なんで引っかかるんだよ。」
「お、お胸が邪魔をしまして…」
するとタガ―は私の胸をむにゅっと触った。
「へーー案外でかいんだな。それになかなかイイ体してるしよー」
私はカ―――――ッと熱くなった。
「なにしてんのよ！変態!」
私は思いっきり目の前のどスケベをはたいた。
第7話 マジシャン猫ミストフェリーズ→←第5話 つっぱり猫 ラム・タム・タガー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 29人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
伊達 光秀 - マンカスとタガーに好意を持たれているなんて...夢主ちゃんが心底羨ましい← (2018年12月17日 22時) (
レス) id: 9cccb0eb3e (このIDを非表示/違反報告)
マリお - マンカス大っすきなんでうれしいです＾＾こうしてキャッツの夢小説に出会えるとはおもってなかったです。 (2014年11月8日 23時) (レス) id: 483dce1d76 (このIDを非表示/違反報告)
かななん(プロフ) - ねねこさん» 有難うございます☆こちらこそ、よろしくお願いします♪ (2014年8月1日 13時) (レス) id: 6b33507c4c (このIDを非表示/違反報告)
ねねこ(プロフ) - かななんさん» いえいえ！レスってところを押すと送りたい人のところに楽々送れますよ(o^^o)私は神奈川（静岡に近い方です）に住む高1です！これからも小説宜しくお願いします(*^_^*) (2014年8月1日 13時) (レス) id: 14bda2dd5b (このIDを非表示/違反報告)
かななん - ねねこさん、返信遅くなってすみません汗 (2014年8月1日 13時) (レス) id: 6b33507c4c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ねねこ | 作成日時：2014年5月11日 2時
