第5話 つっぱり猫 ラム・タム・タガー ページ6
「まさかあなたに会えるとは思ってなかったわ！すぐにマンカスに伝えなきゃ！
A、また会いましょう！」
「お姉ちゃん、バイバーィ!」
「またねーーー！」
こうして私は全身ずぶ濡れ、更にはだしというなんともおかしい姿で帰っていた。
いいんですよ、誰もいないから！(そこかよおい)
ひとりでとぼとぼ帰っていると、男の人の声がした。
「ふーん、お前、ジェリクルと話せるのか、人間のくせによ。」
はっとして振り返るとイケメンだけどツンとした感じのお兄さんがいた。
傘をさしていないため、びしょびしょだ。
「え？もしかして貴方もジェリクルと話が出来るんですか？」
「その前に俺は人間じゃねえよ。俺はなあ、ジェリクルの1匹なんだよ！」
「えー、じゃあ、変身して下さいよ。」
…という前にお兄さんは猫になっていた。
黄色と黒が混ざってトラっぽい猫だ。
「いいか！俺様はなあ、ジェリクル１のイケメンのラム・タム・タガ―様だ！」
「私は安藤Aです。それじゃあ。」
なんかめんどくさそうなオーラがあったため、軽く流して帰ろうとすると、
「おい、お前、生意気だな。せっかく俺が紹介してやってんのによ…」
するとタガ―と名乗る猫は人間に姿を変え、私をガン見した。
「ふーん、お前、マンカスが言ってた通り、なかなか可愛いな。」
「!!マンカスを知っているの!?」
「ああ、幼馴染だぜ、なんだかんだで。まあ、俺の方がかっこいいけどな！」
「えーー、私、マンカス派ーーー。」
少し冗談で言ってみた。
「なんだとお!?あのくそ真面目ガンコのどこがいいんだよ！」
ちょっと変わってて面白い猫…
「なんだよ、なにがおかしいんだ！」
するとタガ―は私の肩をがっちりつかみ、顔を近ずけた。
…えっ!?
「俺、お前が気にいったよ。俺はモテるけどな、いままでなかなか本命になったヤツなんて
いないぜ。」
「え？え？あの、それ、どういう…」
「さて、もう帰るか…。最後に言っとくけどよ、スカートで木登りなんてもうするな。
女の子はそんなことしないぜ。」
そう言うと、猫になって行ってしまった。
…なんて意味だったんだろう…
まあ、今日は3匹もジェリクルキャッツに会えたからいいか！
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伊達 光秀 - マンカスとタガーに好意を持たれているなんて...夢主ちゃんが心底羨ましい← (2018年12月17日 22時) (
レス) id: 9cccb0eb3e (このIDを非表示/違反報告)
マリお - マンカス大っすきなんでうれしいです＾＾こうしてキャッツの夢小説に出会えるとはおもってなかったです。 (2014年11月8日 23時) (レス) id: 483dce1d76 (このIDを非表示/違反報告)
かななん(プロフ) - ねねこさん» 有難うございます☆こちらこそ、よろしくお願いします♪ (2014年8月1日 13時) (レス) id: 6b33507c4c (このIDを非表示/違反報告)
ねねこ(プロフ) - かななんさん» いえいえ！レスってところを押すと送りたい人のところに楽々送れますよ(o^^o)私は神奈川（静岡に近い方です）に住む高1です！これからも小説宜しくお願いします(*^_^*) (2014年8月1日 13時) (レス) id: 14bda2dd5b (このIDを非表示/違反報告)
かななん - ねねこさん、返信遅くなってすみません汗 (2014年8月1日 13時) (レス) id: 6b33507c4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねねこ | 作成日時：2014年5月11日 2時
