番外編その1 マンゴとランペの悩み ページ44
こんにちは。あたしはランペルティーザ。
え、何でお前が出て来るかって？
今回は番外編なの。
「最近マンゴがほんとヘタレなんだよ。バナナの皮で滑ったり、水たまりにはまったり。まだ好きな子に告白してないらしいし、もう何とか出来ないのかなぁ。」
「ははは…(ランペ鈍感だなぁ)」
今、Aに相棒のマンゴジェリーの事を話していた。
マンゴとはもう15年の付き合いだ。
当時5歳だったあたしは、木に登って降りられなくなったのをマンゴに助けられて仲良くなった。
スリルある遊びが好きなマンゴがはまった泥棒ごっこに1度誘われたのをきっかけに今2人でいろいろなものを盗んでいる。
泥棒は人間界では犯罪だけど、猫の世界では違うし、あたしに悪気はない。
昔はマンゴの方が兄さんだったのに最近はヘタレ感がすごく出てきてあたしの方がしっかりしている気がする。
それにずっと好きな子にまだ告白してないらしい。あたしに教えてくれないから分かんないし、どうする事も出来ないけど。
まったく、いい加減まともな男になってほしい。
あーあ、ランペは本当に鈍感だ。
毎日一緒に遊ぶにつれてどんどん変化していくあいつを俺はだんだん意識し始めていた。
最初は「友達」、今は「相棒かつ異性」。
俺だって好きな子の前ではいい男でいたい。
でもそのせいでついつい失敗ばっかしてしまう。
そしてついに言われてしまったのだ。
「あんた最近ほんとヘタレだね。昔はあたしよりしっかりしてたのに。もう少しまともになったらどうなの。」
いたいところを突かれて大変ショックだった。
ランペは俺のこと、ただのヘタレとしか見ていなかった。
「事実だから仕方ないよ。せいぜい彼女を他の誰かに取られないことだね。」
さすがミスト、年上にも容赦無いな…。
今の俺はまだまだだけどいつかランペにふさわしい男になったら告白するつもりだ。
とりあえず今は共に泥棒遊びを楽しむことにしよう。
「じゃあ100年かかるね。」
「えっ、それじゃあ俺死んでる！」
「本当にランペ気づいてないから告白しても振られるよ。」
「Aもひでえ！俺真剣なのに！」
「え、何？よく分かんないけどごめん。」
「(天然だな…)」
作者のねねこです。
マンゴに主人公を好きにさせなかったのはランペルティーザという相棒がいるからです。
マンゴが主人公に惚れて、それをランペが応援するという案もありましたが…。
とりあえずマンゴ頑張れ！
第39話 18歳男子と17歳女子→←第38話 リーダーVS天邪鬼
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伊達 光秀 - マンカスとタガーに好意を持たれているなんて...夢主ちゃんが心底羨ましい← (2018年12月17日 22時) (
レス) id: 9cccb0eb3e (このIDを非表示/違反報告)
マリお - マンカス大っすきなんでうれしいです＾＾こうしてキャッツの夢小説に出会えるとはおもってなかったです。 (2014年11月8日 23時) (レス) id: 483dce1d76 (このIDを非表示/違反報告)
かななん(プロフ) - ねねこさん» 有難うございます☆こちらこそ、よろしくお願いします♪ (2014年8月1日 13時) (レス) id: 6b33507c4c (このIDを非表示/違反報告)
ねねこ(プロフ) - かななんさん» いえいえ！レスってところを押すと送りたい人のところに楽々送れますよ(o^^o)私は神奈川（静岡に近い方です）に住む高1です！これからも小説宜しくお願いします(*^_^*) (2014年8月1日 13時) (レス) id: 14bda2dd5b (このIDを非表示/違反報告)
かななん - ねねこさん、返信遅くなってすみません汗 (2014年8月1日 13時) (レス) id: 6b33507c4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねねこ | 作成日時：2014年5月11日 2時
