第36話 女の子の日 ページ41
雨がしとしと降る日曜日
こういう時に限ってやって来る、女の子の日。
朝からお腹が痛くてあまり動けずにいた。
最近、土曜日の夕方に稽古を始めたのだが、昨日うっかり水筒を忘れてしまった。
それで今日取りに行こうと思ったのにこれじゃあ…。
あー、もう！とイライラし始めたその時。
ドンドンドン
窓をノックする音がした。ジェリクルが来た証拠だ。
「…あの、Aいる？水筒届けに来たよ。」
窓にを開けると私の水筒を持ったびしょ濡れのカーバがいた。
私は彼を部屋に入れるとタオルで彼の体を拭いた。
「ごめんね、雨なのに…」
「いいって。修行になるし。」
「修行？」
「ああ。ジェリクルは水が苦手で濡れると変身がとけてしまうんだ。」
だからあの時バブとジェリロは猫だったんだ！
「僕は濡れても変身を保てるように修行してるんだ。マンカスやランパスもしてるよ。」
へ〜！
「そうだ、お茶持って来るから待ってて！」
「え、でも…」
「熱いのは入れないから！」
私はそう言うと台所に向かう。
あれ、紅茶パックどこだったかな〜と探していると…
や、やばい。
突然お腹に鋭い痛みが走る。
「A、どうしたの？」
「あ、紅茶パック見つからなくて…」
何とか笑顔を取り繕うものの、痛みはどんどん増してついに立っていられなくなった。
「大丈夫！？本当にどうしたの？」
「ごめん、ちょっとバランス崩して…」
「とりあえず座ろう。」
そう言うとカーバは私が腰を下ろすのを手伝ってくれた。
「大丈夫？もしかして熱？」
カーバは私の額に自分の手を当てる。
どうしよう、生理だなんて言えない…。
でも痛みはどんどん増してピークに達する。
「〜〜〜〜っ！」
「大丈夫！？しっかりして！」
私が音にならない声を出すと背中をさすってくれた。
「ご、ごめんなさ…ううっ」
「無理しない無理しない。」
しばらく沈黙が続き、突然カーバが「あぁ」と呟いた。
すると背中をさすっていた手を離し、私のお腹に持っていく。
「…何で分かったの？」
「だって何も言わないから言いづらい事だなって思って。」
「…ごめんなさい。」
「いいって。困ってる女の子はほっとけないからね。」
カーバのお陰で痛みは完全に無くなった。
「今日は本当にありがとう。」
「こちらもおじゃましました。無理しないでね！」
「うん！またね！」
カーバのお陰で生理が終わるまでは1度も腹痛は起きませんでした。
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伊達 光秀 - マンカスとタガーに好意を持たれているなんて...夢主ちゃんが心底羨ましい← (2018年12月17日 22時) (
レス) id: 9cccb0eb3e (このIDを非表示/違反報告)
マリお - マンカス大っすきなんでうれしいです＾＾こうしてキャッツの夢小説に出会えるとはおもってなかったです。 (2014年11月8日 23時) (レス) id: 483dce1d76 (このIDを非表示/違反報告)
かななん(プロフ) - ねねこさん» 有難うございます☆こちらこそ、よろしくお願いします♪ (2014年8月1日 13時) (レス) id: 6b33507c4c (このIDを非表示/違反報告)
ねねこ(プロフ) - かななんさん» いえいえ！レスってところを押すと送りたい人のところに楽々送れますよ(o^^o)私は神奈川（静岡に近い方です）に住む高1です！これからも小説宜しくお願いします(*^_^*) (2014年8月1日 13時) (レス) id: 14bda2dd5b (このIDを非表示/違反報告)
かななん - ねねこさん、返信遅くなってすみません汗 (2014年8月1日 13時) (レス) id: 6b33507c4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねねこ | 作成日時：2014年5月11日 2時
