第35話 頑張れコリコ君 ページ40
やぁみんな、俺はコリコパットだ。
今、俺は不機嫌MAXだ！
「くそー、ミストのヤロー！Aと…！」
「コリコさっきからうるさいぞ。終わった事を嘆いたってどうにもならんだろ。」
「ランパス兄貴は好きな女の子が先に他の男とキスしても悔しくないの！？」
「ない。」
「兄貴ほんと分かってない！だからボンバルに振られたんだよ！」
「馬鹿！まだ小説に出てないぞ！」
あ、しまった。
「しかし見ていて面白い。ガキの嫉妬はこんなものなのか。」
「俺ガキじゃないもん！」
ぷぷぷ…とランパス兄貴が笑い、俺は拗ねた。
「くそー！俺はAより年下だし、身長同じだし！」
「低いよりはまだいいだろう。」
「駄目！絶対Aを越すんだ！」
俺がそう宣言すると、兄貴は小さく笑った。
ある日、自主練をするために広場へ向かうと笑い声が聞こえた。
なんだろうと思って見ると、ジェリロ、ジェミマ、タント、ヴィク、そしてAがいた。
「それで、ランパスとはどうなのよ？」
「全然駄目。話しかけても仕事があるからってすぐどっか行っちゃうもん。」
「それならもう告白しちゃいなさいよ！」
「そうよ、早くしないと取られちゃうわよ。」
「えーっ！？で、でも…///」
あれだ。いわゆるガールズトークってやつだ。
「そう言えばAは好きな男の子いないの？」
その一言に俺は非常に反応した。
「えー？今はいないよ。だって今空手に精一杯だし。」
「じゃあ好きなタイプは？」
「うーん…」
ドキドキしながら答えを待つ。
「そうだな〜私よりも身長が高くて、優しくて、困った時は助けてくれる人がいいな。あと胸板が厚めの人。」
「へ〜！そうなんだ！」
「じゃあ嫌いなタイプは？」
「わがままで俺様な人は駄目。あと浮気性。」
へっ、残念だなタガー。
「年齢は？」
「あまり差がなければ何歳でもいいよ。」
そっか、じゃあ俺でも良いんだな！
俺は走ってマンカス兄貴のところへ向かった。
「兄貴！お願いがあるんだ！」
「どうしたコリコ。悩みか？」
「うん、まあね。…どうしたら胸板厚くなる？」
「え、急にどうした？」
「だって兄貴がっしりしてるし、胸板厚いし…いいなぁ。」
「何故厚くしたいんだ？」
「好きな子の好みだから///」
「そうか、でも近道は無い。俺は毎日鍛えてこの体になったからお前も頑張ればたくましくなるよ。」
「そっか！ありがとう！」
よし、Aにふさわしい男になる為にこれから頑張るぞ！
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伊達 光秀 - マンカスとタガーに好意を持たれているなんて...夢主ちゃんが心底羨ましい← (2018年12月17日 22時) (
レス) id: 9cccb0eb3e (このIDを非表示/違反報告)
マリお - マンカス大っすきなんでうれしいです＾＾こうしてキャッツの夢小説に出会えるとはおもってなかったです。 (2014年11月8日 23時) (レス) id: 483dce1d76 (このIDを非表示/違反報告)
かななん(プロフ) - ねねこさん» 有難うございます☆こちらこそ、よろしくお願いします♪ (2014年8月1日 13時) (レス) id: 6b33507c4c (このIDを非表示/違反報告)
ねねこ(プロフ) - かななんさん» いえいえ！レスってところを押すと送りたい人のところに楽々送れますよ(o^^o)私は神奈川（静岡に近い方です）に住む高1です！これからも小説宜しくお願いします(*^_^*) (2014年8月1日 13時) (レス) id: 14bda2dd5b (このIDを非表示/違反報告)
かななん - ねねこさん、返信遅くなってすみません汗 (2014年8月1日 13時) (レス) id: 6b33507c4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねねこ | 作成日時：2014年5月11日 2時
