第34話 ついに本番！ ページ39
いよいよ学芸会当日
「わー！A超可愛い！」
「めっちゃ似合うよ！」
衣装に着替えるとクラスの女子みんなが褒めてくれた。
「うーん、そうかな…全然可愛くないと思うけど…(汗)」
「いや、似合う！」
衣装だがこんなドレスは初めてなのでかなり恥ずかしい。
…でもちょっと嬉しいかも。
「A、練習の成果を発揮しようね。」
衣装に着替えたミストが声をかけてくれた。
「おー！かっこいい！本物の王子みたい！」
「辞めてよ、芝居に集中出来なくなるから。」
そう言うとミストは行ってしまった。
お、怒らせてしまった…(汗)
そして幕が上がった。
「このリンゴはどんな願いも叶えてくれる。願い事をして食べてごらん。」
今は白雪姫が毒リンゴを食べてしまうシーンだ。
「はい。…あの王子様が私を迎えにきてくれます様に…。」
私は台本通りにリンゴを食べて倒れた。
そしてラストシーン。
ミスト大丈夫かな、ここで何度かミスしてたからな…。
「えっ、毒リンゴを食べて倒れた！？なんて可哀想だ。それにしても…
…綺麗なお姫様だ。」
ミストが私の頬に触れ、そっと顔を近づける。
頼むぞー、またやり直しになるよー！
あ、今本番だった…。
なんて事を考えてると、
ミストの唇が私の唇に軽く触れた。
えっ
まさか本当にした！？
驚きながらも私は起きて演技を続ける。
「よかった、目が覚めた！」
ミストはそのまま私を抱きしめた。
「安藤さんお疲れ様。とても良い演技だったよ。」
学級委員長に声をかけられた。
「ありがとう。大成功だね！」
「霧也、本当に安藤さんにキスしてるように見えたよ。…まさか本当にした？」
「まさか！するわけないよ！」
と、笑いながら事実と違うことを言う。
「A、お疲れ様。」
振り向くとミストがいた。
「お疲れ様。頑張ったかいがあったよ。すごくなりきってたね！」
「えっ？」
「だってラストのキ…むぐぐ。」
ミストが私の口を塞ぐ。
「あ、あれはその、つい…///ごめん。」
「何で謝るの〜ナイス演技だったよ！」
私がグッドサインをするとミストは照れ臭そうに笑った。
「あ、照れてる！」
「ち、違うよ！暑いだけだ！」
そう言うと私のこめかみをぐりぐりしだす。
「痛い痛い！」
これを見たみんなが笑いだし、ミストもくすくす笑っている。
くそー！ミストめ！覚えてろよー！
でも大成功に終わってよかった！
ガスさん、本当にありがとう！
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伊達 光秀 - マンカスとタガーに好意を持たれているなんて...夢主ちゃんが心底羨ましい← (2018年12月17日 22時) (
レス) id: 9cccb0eb3e (このIDを非表示/違反報告)
マリお - マンカス大っすきなんでうれしいです＾＾こうしてキャッツの夢小説に出会えるとはおもってなかったです。 (2014年11月8日 23時) (レス) id: 483dce1d76 (このIDを非表示/違反報告)
かななん(プロフ) - ねねこさん» 有難うございます☆こちらこそ、よろしくお願いします♪ (2014年8月1日 13時) (レス) id: 6b33507c4c (このIDを非表示/違反報告)
ねねこ(プロフ) - かななんさん» いえいえ！レスってところを押すと送りたい人のところに楽々送れますよ(o^^o)私は神奈川（静岡に近い方です）に住む高1です！これからも小説宜しくお願いします(*^_^*) (2014年8月1日 13時) (レス) id: 14bda2dd5b (このIDを非表示/違反報告)
かななん - ねねこさん、返信遅くなってすみません汗 (2014年8月1日 13時) (レス) id: 6b33507c4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねねこ | 作成日時：2014年5月11日 2時
