第31話 白雪姫 ページ36
「あーあ、どうしよう…。」
私は今悩みがある。何かって？
実は来月、学芸会があって私のクラスは演劇で白雪姫をやることになったのだ。
しかしどうしても白雪姫と王子の役が決まらず、推薦で何故か私が選ばれたのだ。
「みなみの方が可愛いしおしとやかだから変わってよ〜！」
「でもAも可愛いよ。」
「Aは女子力低いけど雰囲気可愛いから何とかなるって！」
「ちょっと奈々！それはひどい…」
友達2人にはこう言われたが、本当に大丈夫なのかな…。
「ってわけでして。」
「大変ね〜でも白雪姫私好きよ。ロマンティックじゃない！」
ヴィクに会ったので彼女に相談したものの、何か会話がずれつつあった。
仕方無い、彼女天然だもん…。
「しらゆきひめってなーに？」
「おとぎ話のことだよバブ。」
私はたまたま絵本を持っていたので、ヴィクに読んでもらった。
「何してるの？あ、白雪姫だ。」
するとコリコがやって来て私の隣に座る。
「…こうして白雪姫と王子様はいつまでも幸せに暮らしました。…おしまい。」
「わー！素敵なお話だね！お姉ちゃんはお姫様だけど王子様は誰がやるの？」
そう、王子役。誰がやるのか。
私と同じく推薦で船津霧也、そう、ミストがやることになったのだ。
「あら、あの子が！」
「わー！ミストお兄ちゃん王子様なんだ！」
「えーーーーーっ！？」
一匹だけ叫ぶコリコに視線集中。
「え、えとあの…ごめん！」
そう言うとコリコは走って行ってしまった。
首を傾げる私とバブとは別にヴィクはくすくす笑っていた。
「それでねヴィク、私今まで裏方ばっかで主演とかやったことないの。どうしよう…」
「その心配は無いわ。」
声がして振り向くとジェリロがいた。
「安心してA。私の知り合いの中にいい猫がいるの。」
「もしかしてガスのこと？」
ガス？誰だろう？
「彼に頼んで練習すれば大丈夫よ。私も協力するわ！」
「私も手伝うわ。」
「バブも手伝う〜！」
なんて頼もしいんだろう！
「ありがとう、みんな！」
一方、コリコは…
「Aが白雪姫でミストが王子…ってことは…
…キスするってこと！？」
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伊達 光秀 - マンカスとタガーに好意を持たれているなんて...夢主ちゃんが心底羨ましい← (2018年12月17日 22時) (
レス) id: 9cccb0eb3e (このIDを非表示/違反報告)
マリお - マンカス大っすきなんでうれしいです＾＾こうしてキャッツの夢小説に出会えるとはおもってなかったです。 (2014年11月8日 23時) (レス) id: 483dce1d76 (このIDを非表示/違反報告)
かななん(プロフ) - ねねこさん» 有難うございます☆こちらこそ、よろしくお願いします♪ (2014年8月1日 13時) (レス) id: 6b33507c4c (このIDを非表示/違反報告)
ねねこ(プロフ) - かななんさん» いえいえ！レスってところを押すと送りたい人のところに楽々送れますよ(o^^o)私は神奈川（静岡に近い方です）に住む高1です！これからも小説宜しくお願いします(*^_^*) (2014年8月1日 13時) (レス) id: 14bda2dd5b (このIDを非表示/違反報告)
かななん - ねねこさん、返信遅くなってすみません汗 (2014年8月1日 13時) (レス) id: 6b33507c4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねねこ | 作成日時：2014年5月11日 2時
