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第21話 喧嘩上手(?)のサブリーダー ページ25

私は部活が終わり、いつもの様に帰っていた。

今日は残っているカレーを食べることにするか…

なんてことを考えてると、

「グルルル…」

なんと野良犬が横から出てきた。

正直、初めて野良犬を見た。ほら、猫はよく見るし、ジェリクルがいるでしょ?

「だ、大丈夫だよー良い子だね〜^^;」

と言って近づくと勢いよく吠え出すのでかなりびびった。

困ったな、この犬絶対噛むよ。

道が通れずに困っていると、はァ〜ッと息を吐く音がしたので振り返った。

後ろには白と黒の模様の雄猫がいて、しかめっ面で犬を睨んでいた。

すると犬は軽く飛び跳ね、おどおどと走っていってしまった。

「あ、ありがとう…。」

猫は私に涼しい顔を向けて行ってしまった。


「ってことがあったんだー。」

昨日のことを舞美ちゃんに話してみた。

「へぇー!すごいね、その猫かっこいい〜!」
「うん、野良犬その猫見ただけでびびって行っちゃったんだよ。」

舞美ちゃんは何故かその話をすごく真剣に聞いてくれた。

「おーい!Aー!」
「あっ!ミス…じゃなくて霧也くーん!」

2人でおしゃべりをしているとミストが来た。

「あれ?君誰?」
「なっ、あんたちょっと!あたしと同じジェリクルなのに人間姿知らないの!?あたしジェミマよ!同い年の…ってあ…」

舞美ちゃん、いやジェミマと名乗る女の子はぽかーんと私の顔を見て、真っ青になった。

「安心してジェミマ、この子が例のマンカスを助けた女の子だから。」
「ほんと!?じゃあジェリクルのこと知ってるんだ!安心した〜マンカスはあたし達のリーダーだけどサブリーダーだって素敵なんだから!」

?サブ…?

「ランパスキャットって言ってね、マンカスより歳上の雄猫なんだ。若い時はすごく喧嘩ばっかしてたけど、年取ってからはしてないよ。」
「ちょっとミスト!もうランパスがおじさんみたいな言い方じゃない!30歳でもまだ若いわ!もしかしてAが会った猫ってランパスのことかもね。」
「犬がすごくびびってたんだけど、そんなにすごいの?」
「うん、昔野良犬3匹倒したことあるからね。でもその話絶対彼の前でしちゃ駄目だよ。」

の、野良犬3匹!?す、すごい…。

会ってみたい!



放課後、私は2匹に頼んでランパスという猫に会わせてもらうことにした。


「お前か、俺に様があると言った娘は。」


声がして振り返ると昨日会った猫と毛並みがそっくりの雄猫がいた。


この猫が、サブリーダー…?

第22話 リーダー誕生秘話→←第20話 天邪鬼との接し方



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伊達 光秀 - マンカスとタガーに好意を持たれているなんて...夢主ちゃんが心底羨ましい← (2018年12月17日 22時) (レス) id: 9cccb0eb3e (このIDを非表示/違反報告)
マリお - マンカス大っすきなんでうれしいです^^こうしてキャッツの夢小説に出会えるとはおもってなかったです。 (2014年11月8日 23時) (レス) id: 483dce1d76 (このIDを非表示/違反報告)
かななん(プロフ) - ねねこさん» 有難うございます☆こちらこそ、よろしくお願いします♪ (2014年8月1日 13時) (レス) id: 6b33507c4c (このIDを非表示/違反報告)
ねねこ(プロフ) - かななんさん» いえいえ!レスってところを押すと送りたい人のところに楽々送れますよ(o^^o)私は神奈川(静岡に近い方です)に住む高1です!これからも小説宜しくお願いします(*^_^*) (2014年8月1日 13時) (レス) id: 14bda2dd5b (このIDを非表示/違反報告)
かななん - ねねこさん、返信遅くなってすみません汗 (2014年8月1日 13時) (レス) id: 6b33507c4c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねねこ | 作成日時:2014年5月11日 2時

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