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第14話 プレゼント作り ページ16

次の日、僕はマンゴ、バブと共にAの家に招待された。

「何をするの?」
「ランペのためにネックレスを作るのよ。」
「でも俺、あんな風に器用に出来ないよ!」
「簡単です。紐にいろんな色のビーズを通していくだけだから。」
「わあ、楽しそうだねえ!」

そう言うとAとマンゴはさっそく作り始めた。
マンゴはビーズを通すのに少し苦労しているが、Aはせっせと通していく。

「お姉ちゃんすごい!速いね!」
「そんなことないよ。小さい頃よく作ってたからね。」
「マンゴとは違うね〜」
「おい!やめろよミスト!」

こうしてネックレスを作る横顔を見ているとふと可愛い笑顔だなぁ、と思ってしまった。

「?ミストどうしたの?このネックレスほしい?」
「いや!そうじゃないよ!ただすごい器用だなってさ…」
「そう、ありがとう。」

やはり可愛い笑顔だ。

「はいバブ出来たよ〜!」
「わあ可愛い〜!ありがとう!」

ネックレスをもらったバブと笑顔のAを見ているととても心が和んだ。


こうして2時間後

「あの、ランペこれ!誕生日プレゼント!」
「これマンゴが作ったの?いかにも不器用さんが作ったって感じだね〜!」
「俺だって頑張ったんだぜ!どうかな…?」
「うん!可愛いじゃん!ありがとマンゴ」
「お、おう…」

マンゴは顔を赤くした。

「ねえ、もしかしてマンゴってランペのこと好きなの?」
「うん、でもランペ全く気づいてないんだ」
「へえーマンゴも大変だねぇ〜」

そう言う彼女の笑い声は鈴のようだった。

Aは本当に笑顔が素敵で、誰にでも優しい。

マンカスは僕に人間に慣れるために学校に通えと言ってくれた。

最初はすごく不安だったけどみんなとても親切にしてくれて、僕も最近笑顔になることが増えたと思う。


隣でにこにこ笑うAを見て少し落ち着かなくなった。


僕はこの笑顔を守りたい。

第15話 シャム猫と白猫→←第13話 泥棒コンビ



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伊達 光秀 - マンカスとタガーに好意を持たれているなんて...夢主ちゃんが心底羨ましい← (2018年12月17日 22時) (レス) id: 9cccb0eb3e (このIDを非表示/違反報告)
マリお - マンカス大っすきなんでうれしいです^^こうしてキャッツの夢小説に出会えるとはおもってなかったです。 (2014年11月8日 23時) (レス) id: 483dce1d76 (このIDを非表示/違反報告)
かななん(プロフ) - ねねこさん» 有難うございます☆こちらこそ、よろしくお願いします♪ (2014年8月1日 13時) (レス) id: 6b33507c4c (このIDを非表示/違反報告)
ねねこ(プロフ) - かななんさん» いえいえ!レスってところを押すと送りたい人のところに楽々送れますよ(o^^o)私は神奈川(静岡に近い方です)に住む高1です!これからも小説宜しくお願いします(*^_^*) (2014年8月1日 13時) (レス) id: 14bda2dd5b (このIDを非表示/違反報告)
かななん - ねねこさん、返信遅くなってすみません汗 (2014年8月1日 13時) (レス) id: 6b33507c4c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねねこ | 作成日時:2014年5月11日 2時

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