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THside
国語の授業中、ふと思った
ユキが前まで先輩たちとお昼ご飯を食べていたなら
今日は誰とお昼を食べる？
きっと誤解したユキは屋上に行かないだろう
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴ったと同時に
ユキは保冷バッグを抱え、教室を出て行った
俺はその後を追った
あいつ意外と足速いな笑
見失わないように必死につけて行って
着いた先は体育館裏
俺はユキが弁当を食べ終わるまで見守った
ユキはお弁当を食べながら泣いていた
しばらくすると
「ねえ、ちょっといい？」
クラスの女子がユキの元へ来た
「なに？」
ユキが聞き返した
そしたら
「私ね、前からあんたの事が嫌いだったの」
「いつもジョングク君とテヒョン君と一緒にいてさ」
「ヘラヘラ笑って、ウザイのよ」
そう言っていた
びっくりする俺
本当に正直にびっくりした
いつの間にか人数増えて先輩とかもいるし
結構やばくないか？
俺が助けに行こうとした
でもユキは
俺が思っているより弱くなかった
「なにが不満なの？グクやテヒョンと話したりしたかったら自分から話しかければいいじゃない。私、あなた達がグクとテヒョンと喋っちゃダメなんて一言も言ってないから。」
そう言い返していた
でも、その言葉が気にさわったようで
ユキに殴りかかっていた
ユキはもちろん対抗しようとしたけど
やっぱり敵うはずもなく
俺の足は勝手にユキの方へと向かっていた
TH「なにやってんだよ…」
「！！！」
「いや、別に…」
「…」
TH「そんなことしていいと思ってんの？」
「悪いのはこの子よ」
「行こっ。」
ユキを睨みながらも
彼女達は去って行った
「ありがとう
テヒョン」
ユキは俺に笑ってお礼を言った
でも俺は笑えなかった
ユキがこんな目にあうのも
全部俺たちのせいなのに…
俺はその場にいられなくなって立ち去ろうとした
でも君は
「お願い！待って！！！」
俺の手を握った
「ねぇ、教えてよ、私のなにがいけなかったの？なんで私を嫌うの？」
「なんで今…私を助けてくれたの？」
，
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ゆずき(プロフ) - 本当に最高でした。 (2022年7月23日 21時) (
レス) id: 2a9ae59ee6 (このIDを非表示/違反報告)
くる(プロフ) - 久しぶりにめっちゃ泣きました 続きが見ていたいです！ (2020年6月2日 9時) (レス) id: 26ef12c15f (このIDを非表示/違反報告)
YGfamily_Kokoro - 生きている限り必ずしも終わりは訪れるもの、でもそれがいつ来るか何て誰にも分からないこそ今を精一杯に生きて人生の終わりに“幸せだった”と思えるように私もこれからの人生を生きていきたいと思いました。素晴らしい作品をありがとうございました！ (2019年2月20日 0時) (レス) id: 5a0264ec65 (このIDを非表示/違反報告)
YGfamily_Kokoro - いつも通りな日こそ幸せなことはないということ、当たり前な日々が永遠に続くとは限らないからこそ今を大切に生きていかなければいけないということを学ぶことができた作品でした。 (2019年2月20日 0時) (レス) id: 5a0264ec65 (このIDを非表示/違反報告)
cooky - 最初、涙目になりながら前編を読んでいて後編をみて、まだ半分しかみてなかったのに号泣しました。 本当に、素晴らしい作品でした(T∀T) (2019年2月12日 19時) (レス) id: 13ad5ea90e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マリー | 作成日時：2017年10月20日 20時
