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JKside
ユキから見えなくなったところでサラを下ろす
SR「あら、私けがしてるのよ」
TH「けがしてないでしょ？」
SR「なーんだ、気づいてたんだ」
JK「なんで今回はこのこと言ってくれなかったんですか？」
SR「あなた達を試してみたのよ
私の演技を見破ってあの子の味方になるか
本気で私が落とされたと思って私の味方になるか
…
でも私の予想は外れたわね
あなた達は私の演技を見破って私の味方になった
そう、あなた達は私に支持されずに
ユキを傷つけた
あの子は今、きっと泣いているでしょうね…
でもそれでいいのよ
だって今あなた達があの子の味方になったら
きっとあの子はホッとして
元の関係に逆戻り
自立できなくなってしまうもの」
自分でユキを傷つけてしまった悲しさと
その行動が正解だと言われる悔しさ
僕はもう嫌になって来た
サラは
SR「さぁ、行くわよ」
何事もなかったかのように立ち上がり
スタスタと教室の方へ向かってしまった
キーンコーンカーンコーン
TH「あ…待って、俺宿題やってねえよ」
ユキは教室に来なかった
そして昼休み
サラはサッと立ち上がり
僕たちに手招きした
連れて来られたのは朝の場所
そこでユキは寝ていた
ユキ、こんなところに1人でいたのか…
サラはユキを起こさないように
そーっと階段の最上階へ行った
そして自分で方達を足に巻き、
どこから持って来たのか松葉杖を取り出した
と同時にユキが起きた
「ああ、私グクとテヒョンに信じてもらえなかったんだ…」
君はポツッとつぶやいた
目には涙がたまっている
SR「フハハッ！」
サラの存在に気づく君
後ろを振り返り
サラの姿を目にして
少し不思議そうにする
サラはさっき言っていた
“私が落ちた演技をした時後ろから落ちたの”
ユキのお母さんは看護師だ
サラの包帯の巻かれた場所が不自然だったのだろう
SR「やっと起きたね！！笑 私待ちくたびれちゃったよ笑」
SR「ユキって、案外泣き虫だよね！！」
SR「今まではグクとテテがいたからかな？笑」
好き放題に言ってるくるサラを
なにも答えず見つめるユキ
でも
次の言葉には君は反応した
SR「グクとテテに裏切られちゃったね」
「っ！」
SR「かわいそうに」
サラの冷たい声が階段に響いた
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ゆずき(プロフ) - 本当に最高でした。 (2022年7月23日 21時) (
レス) id: 2a9ae59ee6 (このIDを非表示/違反報告)
くる(プロフ) - 久しぶりにめっちゃ泣きました 続きが見ていたいです！ (2020年6月2日 9時) (レス) id: 26ef12c15f (このIDを非表示/違反報告)
YGfamily_Kokoro - 生きている限り必ずしも終わりは訪れるもの、でもそれがいつ来るか何て誰にも分からないこそ今を精一杯に生きて人生の終わりに“幸せだった”と思えるように私もこれからの人生を生きていきたいと思いました。素晴らしい作品をありがとうございました！ (2019年2月20日 0時) (レス) id: 5a0264ec65 (このIDを非表示/違反報告)
YGfamily_Kokoro - いつも通りな日こそ幸せなことはないということ、当たり前な日々が永遠に続くとは限らないからこそ今を大切に生きていかなければいけないということを学ぶことができた作品でした。 (2019年2月20日 0時) (レス) id: 5a0264ec65 (このIDを非表示/違反報告)
cooky - 最初、涙目になりながら前編を読んでいて後編をみて、まだ半分しかみてなかったのに号泣しました。 本当に、素晴らしい作品でした(T∀T) (2019年2月12日 19時) (レス) id: 13ad5ea90e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マリー | 作成日時：2017年10月20日 20時
