すとんずがーるは森本担。

44 デレ期到来！？ ページ44

.









「え………は、う、うん……？」






返事の仕方がわからなくって、しどろもどろになってしまう。





待って、心臓がやばいんだけど。


今まではずっと推し！って感じで、ときめくことはあったけどこれがリア恋かって簡単に考えてたけど。





……なんだこれ？


明らかに今までのとは全く違う、心臓の動機が止まらない。




やばい。心拍数が……。







森「…そんな照れんなよ！」








森ちゃんがそう言いながら私に笑顔を向けるも、まだ心臓は治ってない。


てか今の笑顔でもっときゅーーーって締まった。




恐らく慎太郎も照れているのであろう、耳がちょっと赤く染まっている。






お互いそっぽを向きながらラジオという謎の情景。


あ、私も答えなきゃ。









「………わ、わたしも慎太郎かな、？」








本音だった。

そう言うと、もっと２人の動機が激しくなったと思う。






少なくとも私はなったよ。ドキドキうるさい心臓の音しか聞こえないし、慎ちゃんにも聞こえていたらめちゃ恥ずかしい……。



こんなの半分告白のようなものじゃないか？




２人して顔を熱くさせること十数分、次のコーナーへ移った。








このコーナーは、『今夜あなたを口説きます』と言うコーナーで、ちょっとまだ恥ずかしいけど。


蛇口でもタオルでもなんでも口説きます。









.

45 今夜、姫川を口説きます→←43 早速！ら！じ！お！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す