すとんずがーるは森本担。 (ページ30)

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30 いきなりページ30

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「っわ、」

そのせいでバランスを崩してしまい、森ちゃんの肩に手を置いた。

森ちゃんの座ってた方のテーブルをみる。

あーらもうビールともっと度の高いやつ飲んでんじゃないか。

あんまりお酒強くないくせして。

すると、ぐいっと私の顎があげられる。顎くい？

なんだかドキドキしてきた。

目の前にはちょっとトロンとしたお酒の入った森ちゃん。

……案の定。

前、ジェシーもいっぱいチューされてたよね。

災難だな～じゃなくて羨ましい！！私に代われジェシー！って思ってたけど………

森ちゃんは酔ったらキス魔になるんだった！！

「ちょ、森ちゃん！？」

すでに近づく彼の顔にそう言えば、彼はちょっと口角を上げるだけ。

………………まって。その顔。めっちゃ妖艶っていうか、なにカッコいいです。抱いてください。

森「うっさいなぁ……邪魔、手」

私の言葉にそう静かに言うと、

口元を覆ってた私の手を退かした。

まって。キスされる。

え？え？え？

私は全然いいですよ？ぜんっぜん良いですよ？でも、でもでも、慎太郎は良いのかって。

そんなん考えてる間に、慎太郎の顔がドアップになった。

……………あ、もう遅かったーーーーーーー

そう悔やんでも仕方ないけど、これはこれで結構………うん。

そのとき。

私の唇がパクって食べられた。

あ、私韓ドラでよく見るよこのキス。私パクパクキスって呼んでるけど違う？

とか言ってる場合ではなくって！！！

舌まで入れられてるし、めっちゃ息できづらいし！！

「しんたろ………ちょ、息、」

そう言っても彼はやめない。

…………ねえもしかして。

このままベットへGOとか言うんじゃないよね？作者。

ちょ、それはマジで早すぎるって。

ダイエットしてからお願いします。

と願って無駄。

私のトップスの下から慎太郎の手が入って、私のブラジャーに手をかけたとき。

私の方に、覆いかぶさってきた。

「たろちゃん！！やめてーーーー！」

そう叫んでもビクともしない。

ほんと、ビクともしな……………………い、って、え？

森「zzzzz」

「寝とるやないかーい」

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