すとんずがーるは森本担。 (ページ19)

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「広島公演終わったね～！」

『カンパーイ』

こんなんが乾杯の合図でいいのですかね、なんて。

私は苦笑いしながら頼んだばかりのチューハイをぐびっと飲んだ。

ジェシーはウーロンハイを飲んでいる。

女子か、て。

たろちゃんもレモンのチューハイを頼んでいたようで、隣でゴクゴクと勢いよく飲んでいる。

今日は広島公演が終わった、ということで。

有名な広島の美味しいものを食べに、夜ご飯はここにきた。

広島焼き食べたかったんだよねぇ、とメニューを見て目を輝かせていると

森ちゃんが「半分こする？」って言ってくれてキュン死です。

今日の飲まない担当は樹。

樹が運転して今日泊まるホテルに連れてってくれる。

じゃん負け出し、しゃーないしゃーない。

だってじゃんけん弱いから私に連チャンで前みんなを送り届けたのよ？

まあしんたろが可愛かったからいいんだけど。

酔いが回ってきた私たちは

ライブ中の裏話へ。

「らぱぱんの時にさうちが髪の毛かきあげるとこあんじゃん？

付けてたマイクごとぐわさって持ち上げちゃってその辺のファンの子達めちゃ笑ってたのよ」

樹「お前なんか焦ってると思ったら」

ジェ「HAHAHA！」

私がそういうと、樹とジェシーが爆笑。

北斗は影で笑ってる。

北「俺はさー、ソロの時のAすっげー綺麗だったと思ったけど」

高「俺もー！写真欲しい」

「ジャニショまで行ってください」

私がそう言って笑う。

ソロ、自信なかったけど褒めてくれたし良かったぁ。

結局あれ、慎太郎当てだってあの人気づいたのかな。いやまあ鈍感だしなぁ。

別に気付かれなくてもいいけどさ。

ちょっと拗ねモードに入ってしまったのでヤケになってビールを頼む。

すると、森ちゃんが私に呼びかけた。

森「A」

「ん？」

酔ってるのか、すこし赤らめた顔で私の名前を呼ぶ森ちゃんに少しドキッとした。

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