…３人の夜 ページ23
S「まー…？」
A「ちょっと待って-」
仕事でちょっとへこんで…真っ黒な気持ちになりそうで
ついニノに変なこと言って心配かけた
でもいつまでも落ち込んでなんかいられなくて
気持ちを切り替えて翔ちゃんちにいけば
A「はーい、翔ちゃんこっち向いてー」
S「あーい♪」
なんとミッキーの着ぐるみ着た翔ちゃんが出迎えてくれた
もう撮影会開催だよね
A「可愛いー♪翔ちゃん振り返って？」
S「ん？」
A「いいよ！世界一！」
N「はは、元気出たね」
ご飯の用意をしながら笑うニノには多分全部バレてて
だから呼んでくれたんだよね
N「翔？可愛いけどまーとお風呂入っておいで？今日のパジャマはー」
どぅるるるるるる、とドラムロールが鳴って
S「あーみっちー♪」
N「うん、だから早く入ってきな」
S「まー！おうろー！まー」
A「はいはい、入ろうね」
ぴょんぴょんを俺の足にしがみつく可愛いミッキーを抱き上げてお風呂に入った
、
S「あちゅーい」
N「こら、おむつだけはだめ」
S「あちゅいー」
N「もう…、でも…うちの子可愛いわ」
おむつ一枚で寛ぐ翔ちゃんは、なんか…小さいおっさんみたいで
A「よし、一枚♪」
そんな姿も写真に収める
N「はい、ビール」
A「ありがと」
言おうか言わまいか…悩んだけど
A「翔ちゃん、今日は自分で服が着れたよ」
言わないことにした
N「最近自分でしたがってさ。余計時間かかるんだけど…成長だよね」
ニノはきっと俺より何倍も、こんな気持ちになってきたんだから
N「あとさ、最近歯磨き嫌がるの。なんかいい方法ない？」
A「歯磨きはねー、仕上げ磨きでしょ？それは…」
周りからの偏見、好奇の目
心無い悪意
善意の中に隠れた真っ黒な心
A「…連絡帳見たよ。どうなの…」
N「…ん、こないだの検査でね…もう確実」
A「…そっか」
補聴器をつけることになったんだ
そう言ったニノの顔はすっきりとしたものだった
、
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ユイ(プロフ) - この小説、大好きです！ (2016年10月15日 18時) (
レス) id: 2e4d97dab6 (このIDを非表示/違反報告)
潤☆翔(プロフ) - 小説読みました。あたしの父親も耳が聞こえなく補聴器をしてます。愛がある小説ですね。願わくは翔ちゃんの右耳が補聴器でこれ以上悪くなりませんように。 (2016年6月10日 23時) (レス) id: 1f42c8591f (このIDを非表示/違反報告)
Nas(プロフ) - 泣きすぎて読めません(笑)19章までたどり着けるかわかりませんが家族い見つからないようにこっそりと泣きながら読み進めていければいいと思います。 (2016年1月20日 20時) (レス) id: e955151538 (このIDを非表示/違反報告)
宏貴(プロフ) - 凄く感動してます！ずっと泣きっぱなしです泣 この小説に出会えて感謝です (2015年12月25日 4時) (レス) id: d86fb945e9 (このIDを非表示/違反報告)
mikeneko(プロフ) - 泣きました。泣かされました。何故か小さな翔くんが想像出来ちゃうって不思議な感じ,,,でも、すごくいいって思います。泣きすぎたのでちょっと休憩してから続き読みます(T-T) (2014年11月20日 18時) (レス) id: 96e905684b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち
| 作成日時：2014年6月17日 0時
