運命11 ページ11
『私はもう大丈夫です、色々と有り難う御座います…』
私はお礼を言って針さんに背を向けて帰ろうとした。
針さんの前で泣いてしまい、
何だか恥ずかしくなり早くその場から離れたかったから。
｢待って下さい。帰ったら父親が居るんじゃないんですか？｣
『勿論居るでしょうね。』
｢また暴力を振られるんじゃ…｣
『帰りたくなくても帰らないと。』
針さんに心配されたくなくて、私は笑ってそう言った。
｢じゃあ私の所に来やせんか？痛い思いは絶対させやせん。｣
針さんは私を真っ直ぐに見つめ、そう言った。
私はとても嬉しかった、出来るなら針さんの元へ行きたい。
でも…そんな事は出来ない、許されない。
『有り難う御座います、でも大丈夫ですから。』
｢…どうして帰りたくもないのに帰るんです？逃げたって良いじゃないですか…｣
だんだん声が小さくなっていく針さん。
それでも私の意志が変わる事はない。
ごめんなさい、針さん。
私は逃げる事を諦めたんです。
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刹鬼(プロフ) - 雪羅さん» 全然未熟ですよ、自分は。雪羅さんの方が凄いですよ？自分の場合…辻褄が合ってなくない？みたいな、日本語可笑しくない？みたいな… (2019年6月24日 16時) (携帯から) (
レス) id: 363b2bec95 (このIDを非表示/違反報告)
雪羅(プロフ) - ストーリーが…なんか、こう…すごいんですよ。うん。(語彙力皆無)私はそんなの思いつかんので。 (2019年6月24日 14時) (レス) id: 48a3f9ea31 (このIDを非表示/違反報告)
刹鬼(プロフ) - 雪羅さん» 雪羅さんにそう言われたクロノさんはきっと喜ぶとおもいますよ(？)自分だったら喜びますね、絶対。(誰もそんな事聞いてない) (2019年6月13日 18時) (携帯から) (レス) id: 363b2bec95 (このIDを非表示/違反報告)
雪羅(プロフ) - クロノさん優しくて好き… (2019年6月13日 9時) (レス) id: 48a3f9ea31 (このIDを非表示/違反報告)
刹鬼(プロフ) - 雪羅さん» 毎回コメント有り難う御座います…！そろそろ過去編が終了する予定(多分)ですので、宜しくお願いしますm(__)m (2019年6月4日 18時) (携帯から) (レス) id: 363b2bec95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹鬼 | 作成日時：2019年4月16日 21時
