ナンパ ページ32
『♪〜♪〜』
鼻歌を歌っているといきなり声を掛けられた
鬱「ねぇねぇそこの君。可愛いね」
え？大先生やﾅｲﾃﾞｽｶ。え？ナンパ？
『お褒め頂きありがとうございます。鬱様』
一旦冷静になる
鬱「あれ？名前知っとん？」
『はい。だって5大貴族の1人ですもの』
そう言うと大先生は少し顔を歪めたがすぐに元にもどし
鬱「そうなんだねー。ありがとう。ところで今日空いてる？」
え？これナンパの可能性100%じゃん
『えぇ。一応空いてますが、、、』
鬱「なら今日僕の家に来ない？」
え？無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理。推しの部屋なんて入れんわ
『すいませんがお断りします。ではさようなら』
すぐにその場を離れようとすると
鬱「やっぱりお前も、、、、俺に期待しといて絶望したんやろ？おれは五大貴族の1人なのにって！理想と違っとったからやろ！？だから俺を避けようとするんやろ！？」
何言ってんだこの人。そんな訳ないやん
『違います。』
鬱「は？」
『いいですか。私はその人の在り方についてグチグチ言える立場ではありません。
それはどれだけ偉くてもどれだけ地位が高くてもいっしょです。
その人にはその人なりの考え方があるのですから。
それに期待なんてそんなもの最初からしてません。
だってあったこともない人に勝手に自分の理想を押し付けて期待するなんておかしいことこの上ないです。
理想と違ってもその人には何かひとつでもいい所があるはずです。
無い人なんて1人もいません。
その所を見て、その人のいい所、悪い所を知ってやっと本当の友達と呼べるのです
だから理想と違ったから避けようとしたのではありません。
またそんな肩苦しいなら、怖いなら、友を裏切りたくないと思うなら【五大貴族】ではなく本当の自分を見てくれる友を探しなさい。
貴方には五大貴族としてしか見てくれない友しかいないのですか？』
鬱｢それは、、、」
『よく考えなさい。それでもいないというならそれは貴方が周りを見ていないだけです。実際ホントの鬱さんで見てくれている人を私は2人知っています。』
マンちゃんとゾムは大先生の事について私によく話してくれてるんだよね
鬱「おる。でもやっぱり不安なものは不安なんや」
ーーーー
続く
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 964人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「wrwrd」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪音(プロフ) - 国王ではなく王族ではないのでしょうか？ (2021年6月3日 10時) (
レス) id: f8ad1e77ed (このIDを非表示/違反報告)
肉球 - 夢主のましんがんとーくチュキ (2020年8月13日 15時) (レス) id: d28b4c6020 (このIDを非表示/違反報告)
音速寝のねむ(プロフ) - 友達が少ない僕さん» ほんまやぁ。ファンとして死にたい← (2020年7月25日 23時) (レス) id: e350f81134 (このIDを非表示/違反報告)
友達が少ない僕 - 間違ってたらごめんなさい戦争の審判する人は我らが総統グルッペン・フューラーの部分なんですけどフィーラーになってます(ほんとに間違ってたらごめんなさい) (2020年7月25日 3時) (レス) id: cc7660b0c0 (このIDを非表示/違反報告)
よにん - 面白かったです！応援しています！ア〇雪あるんかってなって大爆笑しましたすんません(;^ω^) (2020年5月14日 3時) (レス) id: c1827a7d57 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：音速寝のねむ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/daisao01281e/
作成日時：2019年10月21日 22時
