菅原「探偵ならあんパンと牛乳だよね!!」夜久「流石菅くん!!準備が良いね!!」岩泉「尾行の準備はできたか…？」貴女「先生〜!!遠足気分の菅原君と夜久君がいまーす!!」赤葦「少しは緊張感持ちません…？」ハイキュー!!【探偵パロ】2

足取りのない人17 ページ40

赤葦side


及川「お、おかえりー！」


神田川｢お腹空いた｣

Aさんはいつもマイペースだ
俺が呆れたように見ていると

及川「そんなこともあろうかと！はい」


及川さんが渡してきたのはあんパンと牛乳だった

神田川｢……………｣


及川「やっぱり探偵と言えばあんパンと牛乳！これ基本！」


神田川｢いや、私それよりも及川の持ってる牛乳パンがいい｣


及川「駄目だって！これは及川さんのだし！」


神田川｢うわっ！大人げな！｣


木葉「何言い争ってんだか…赤葦はこれな？」


赤葦「ありがとうございます」


木葉さんが俺に渡したものは焼きそばパンとお茶だった

神田川｢うわ！まとも！｣


及川「Aちゃんもつべこべ言わず食べて！」


神田川｢ふざけんな！私はサンドイッチが食べたい！｣


及川「さっきと言ってる事違う！？」


岩泉「サンドイッチならあるぞ？」


神田川｢ありがとうございます岩泉様！一生付いていきます｣


赤葦「騒がしいですよ」


神田川｢ふっ｣


赤葦「そこカッコつける所じゃないです」


木葉「安定のAだな」


及川「そんなこと言ってないで！皆食べ終わってるよ！早く食べ終わってね！」


神田川｢ふぁい｣

Aさんは食べることに夢中だ

今なら大丈夫

赤葦「あの、及川さん」


及川「ん？何京治くん？」


赤葦「俺が何かあったときAさんをよろしくお願いします」


及川さんの表情が険しくなる

及川「それはどういうこと？」


赤葦「俺、怪盗Kが現れる時間、場所がわかりました」


及川「それを何で言わないのさ！？」


赤葦「静かにしてください。これは俺一人だけで行かせてくださいもう、Aさんにあんなことをする怪盗Kを野放しにしていけられないんです」


及川さんは少し考えたようなそぶりを見せた

及川「…………わかった。ちなみに時間を教えてくれる？それを言ったら行ってよし」


赤葦「はい、時間は今から10分後です」


及川「了解。気をつけて行っておいで」


赤葦「ありがとうございます」


神田川｢あれ？赤葦どっか行くの？｣


赤葦「夜風にでも当たろうと」


神田川｢そ、いってらっしゃい｣


赤葦「ありがとうございます」

そう言って俺は走り出した

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