菅原「探偵ならあんパンと牛乳だよね!!」夜久「流石菅くん!!準備が良いね!!」岩泉「尾行の準備はできたか…？」貴女「先生〜!!遠足気分の菅原君と夜久君がいまーす!!」赤葦「少しは緊張感持ちません…？」ハイキュー!!【探偵パロ】2

足取りのない人13 ページ35

神田川side


赤葦「このドアは外から鍵をかけるタイプのつか…」


神田川「この建物ガラスでできてるよ…」


ビニールハウス兼植物園に閉じ込められた私達中の気温は上がっていく一方でとても蒸し暑い


赤葦「他に出口はありませんか？」


神田川「いや、ここだけ」


赤葦「とりあえずここに居続けるのはまずいです」


神田川「暑い！熱中症になるよ、季節外れの☆」


赤葦「………そうですね」


プルル！プルル！

神田川「あ、ごめん電話だ」


携帯には非通知で電話が掛かってきた。
恐る恐る出てみる


神田川「もしもし？」


??『やぁ、こんにちは探偵さん』

出てきたのは音声を加工して出てきた男の人の声
具体的に言うと人質をとった犯罪者が使うあの声


神田川「誰ですか？」


??『まぁまぁそんなに警戒しないで、それより僕のサプライズは受け取ってくれたかな？』


神田川「サプライズ？」


??『おやおや？自分が閉じ込められたことがサプライズだけどわからないのかな？』


神田川「ふざけないで」


??『こんなことしておいてふざける義理はないよ。僕は君達が邪魔なだけだから少しの足止め』


神田川「どう言うこと？」


??『君達は僕の計画の邪魔にしかならないそのまま大人しくするのが身のためだよ、これ以上変なことすると部屋の温度を上げるけど？』


神田川「計画？まさかあんたは怪盗？」


怪盗『正解！僕の正体も分かったことだしスピーカーに切り替えてよ赤葦君の声も聴きたいな？』


怪盗から言われ渋々携帯をスピーカーに切り替える


怪盗『さぁ、舞台は整った！これからゲームを始めよう！』


赤葦「Aさんどういうことですか？」


神田川「私が聞きたいよとりあえずこいつの言うことを聞かないと危ない」


赤葦「………わかりました、Aさんが言うなら」


怪盗『これからここからの脱出ゲームをしてもらう！制限時間は15分、時間を過ぎれば助けるという交換条件でこの依頼から手を引いてもらう！』


神田川「それじゃああんたにしかメリットがないじゃない､そうだねこれはどう？私達が脱出できたら絵画を盗むのは一つだけ、その前に私達は止めるけどね」


怪盗『てっきりこの予告から手を引いてもらうのかと思ったよ』


神田川「それだったら楽しくないじゃん？第一あんたを一度見てみたいし」


怪盗『わかった。それじゃあゲームスタートだ』

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