顔面凶器と言われた女

その女、顔面凶器4 ページ5

とあるビル一角

かなみ(はー着いた…時間には2分遅れたけど)

当たりを見回す、どうやら私以外も着いているようだ

気配のする方へ行くと、

かなみ「大佛ちゃん…？」

大佛ちゃんがこちらに顔を向ける

大佛「……」

豹「おぉ、かな……」

神々廻「！、……」

ﾋﾟｸﾘとも動かなくなってしまった

かなみ(また、やってしまった……)



20秒後

大佛「ﾊｧｯ、あ…かなみさん」

大佛ちゃんがようやく気を取り戻した

かなみ「大佛ちゃん！や、やっほー」

あまりこういうのには慣れていない

豹「ぁあ、かなみ、すまんな」

かなみ「大丈夫ですよ、ちなみに20秒だけですから！気を失っていたのは。」

かなみ「皆さん前は40秒くらいでしたので、すごいですよ。」


豹「しっかし慣れねぇーな、お前の顔面には」

神々廻「流石顔面凶器やな」

かなみ(げっ！神々廻)

神々廻「お前は顔面だけが取り柄やからな、」

ｸﾞｻｯ
「顔面無かったらお前、ただの雑魚やん」

ｸﾞｻｯ

え？嫌われすぎじゃね？なんか私した？

私のライフはゼロよ？

かなみ「す、すいません。善処します」

神々廻「はぁ……」

ため息は人前では、ついてはいけません！
ってならいませんでしたか？！


神々廻(はぁ……




今日もかなみ天使すぎんか？)

神々廻(本当に同じ種族なんかな？いや、美し、可愛い！今日も言いすぎてしもた……ついコイツを前にするとチクチク言葉が出てきてしまうんや！)

神々廻 ｼﾞｰｯ

かなみ「ﾋｪｯ」

神々廻(いや、涙目！可愛すぎるやん？意味わからへん！コイツ飼いたい、)



南雲「はぁー神々廻、かなみをま〜たいじめて〜」

がしっ

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