67話 ページ18
皐月「Aさ、真面目な話、本当にいい人いないの?」
あのあとスーパーで食材を買って、張り切る皐月に指示されながら料理開始。
りっちゃんは、タイミングよくお昼寝。
皐月の質問に、ジャガイモの皮を剥きながら適当に返事をする。
「何が?」
皐月「何がって…。こっちに来てもうすぐ半年でしょ?恋愛に発展しそうな人とかさ。さっきの……西さん、だっけ?いい感じだったじゃん」
「大伍は単なる仕事仲間だよ。そんな風に見たことないし。それに引っ越して半年でそんな人見つかる?新しい環境に慣れるので精いっぱいだよ」
皐月「半年もあればじゅうぶんよ。私とダンナだって、初対面から8カ月で結婚したんだから」
「皐月と一緒にしないでよ(笑)私は慎重派なんですー」
皐月「まるで私が何にでも飛びつくような言い方しないでくれる?でもさあ、2人、いい表情してたんだけどなあー。年齢も近いんでしょ?西さん、しっかりしてそうだし、ちょっと抜けたところがあるAとは合うと思うんだけど」
「ないないない(笑)そんな事より、今はサッカーの事しか頭にないから。私も大伍も」
皐月「ま、いいけど。私は、2人がそうなってくれたらいいなって思ってる」
「やめてよ(笑)」
大伍と恋愛関係?
想像つかないって(笑)
皐月はすぐこうやって突っ走るからなあー。たまについて行けない時があるのよ。
今の話、大伍の前でしないといいけど。
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タカゆき - 再開楽しみにしています。ご自愛下さい (2018年3月29日 23時) (レス) id: c542140ed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩女 | 作成日時:2017年7月31日 23時