あきれるほど君だけで【黒】

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"あんたが傷つくはずだったのに！！！！"

あのまま葵さんは意識を失った

やっぱり葵さんが仕組んだことだったんだ
だけどなぜか葵さんが狙われることに…
きっと葵さんと同じ匂いのあの貼り紙も
最近多くなってた変なメールも
葵さんがやったことなんだ…

目「Aさん！」

「目黒くん」

目「葵はどこに！？」

「まだ眠ってる」

目「Aさんは大丈夫！？」

「私は大丈夫…けど葵さんは…」

目「Aさんも怖かったでしょ？けどよかった…葵を助けてくれてありがとう」

そう言って優しく抱きしめてくれた
すると向こうから足音がした。あ、目黒くんのおばさん…

叔母「またあんたなの！？今度はうちの子になにしたのよ！」

そう言いながら私を叩いた叔母さん

叔母「あんたといるとみんな不幸になるのよ！この疫病神！」

目「おばさん、ちょっとやめてよ！」

警『ちょっとちょっと、通報してくれたのは彼女なんですよ？』

叔母「葵はどこなの！？」

目「葵はこっちだから落ち着いてよ…」

警「ほんとに何も覚えてませんか？男の特徴とか…」

「すみません…」

警「何か思い出したらどんな小さなことでも構わないので教えてください」

そんなの言えないよ
言ったら葵さんが関係してたことがわかっちゃう

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