JUMP病系小説〜短編〜

いのやぶ ページ37

宏「測って」

慧「うん」

ピピピピピ

宏「38°3もあるのになんで自覚ないの？」

慧「やぶぅがいたから♪」

宏「冗談言うな。とりあえず寝てろ」

慧「うん」

それにしてもこの楽屋寒い。

宏「どうした？」

慧「寒い・・・」

宏「そっか。夏だから上着着てきてないや」

薮は楽屋をウロウロし始めた。

宏「裕翔。そのパーカー貸して」

裕「え？いいけど・・・」

涼「どうかした？」

宏「伊野ちゃん、熱あるんだ。それで寒いって言ってる」

涼「え！？大丈夫？」

慧「平気、平気」

侑「クーラー止めようか？」

宏「ありがとう」

みんなに悪いことしちゃった。

宏「撮影できる？」

慧「うん」

宏「無理そうなら俺達に言えよ」

慧「うん」

宏「じゃあ寝ろ」

慧「・・枕ほしい・・・」

宏「枕？枕ね・・・」

慧「やぶぅの枕・・・」

宏「え？」

慧「それ・・・」

俺は薮の膝を差した。

ようは、やぶぅに膝枕してほしかった。

宏「あ〜膝枕ね。しょうがねぇな」

やぶぅが膝枕してくれて短時間だけど寝ることができた。

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