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櫂君、クラス替え後の自己紹介でやらかす ページ27

※立ちヴァンネタです


クラス替えをし、新たなクラスメイトに溢れた教室。
俺は自然と三和を探していた。
なぜなら、俺は学校で喋れる人は三和しかいないからだ。
…そう。いつしか俺はコミュ障になってしまったのさ。
あー…アイチに会いたい。留年したっているのはマケミとか井崎だし。
つかマケミに馬鹿にされたくない。

「お、かぁい〜」

あぁ、良かった良かった。三和が居た。
ぼっちにならなくて済むな。
……待てよ、俺そういえば教育相談で担任に…

『櫂、三和以外とは喋れないのか?もっとみんなと仲良くしろ。仲間なんだぞ』
『…三和、…が唯一の話し相手…』
『…はぁ……三和に頼むか』ボソッ

そうか。俺は三和が居なきゃ必ずぼっちになるからそこをちゃんと配慮してるのか。

「ちょ、無視?ってあれ、席は番号順のはずなのに櫂の横?み、だからいつも五列目くらいなんだがなー」

それ、多分俺への配慮だ。
少ししてホームルーム。担任は前と同じ。
担任は俺をガン見しながら、言った。

「順番に自己紹介なー。名前と好きな物を言っていけ。あ、三和。緊張解しに出だし頼むな」
「えぇ!?あー、はいはい。…えっと…みんな大好き三和タイシとは俺の事!好きなものは自分とヴァンガード!みんな〜よっろしくー!」

みんなが笑って、三和はどうもどうもととびっきりの笑顔で周りに手を振ったりお辞儀する。
…そうか、三和みたいになれば良いのか。
無理だ。
しかし、いろいろ考えているともう俺の出番。
担任がガンを飛ばしている。つまり、三和の様にしろ、と言う事だ。
無理だ。無理だから。こっち見んな。

「櫂栃木だハッ!!」

しまった…あまりにも誰もトシキと呼んでくれないから…噛んでしまった…
いや、まだ大丈夫だ。やり直せる

「櫂、櫂…と、栃木…」
「か、櫂〜?緊張すんなって、俺みたいにすればいんだってー」
「わかった。…みんなぁ!俺の事ぉ!だぁぁぁい好きだろぉぉぉ!?櫂トシキ〜フォーオ↑ガオオオオ!ガァオオオオオ↑↑↑↑」

クラス中が櫂ってこんな奴だったっけ?と驚きつつも笑う。
三和なんか笑い過ぎて呼吸困難になっている。

「しぃぃぃぃんぱぁぁぁぁいないさぁぁぁぁあああああああ!!!」

その日から俺は櫂栃木と呼ばれるようになった。
…三和、お前は何故俺を下の名前で呼ばないんだ。
あ、俺もお前を名前呼びしたことないな…

レンでPRESERVED VAMPIRE 替え歌→←ヴァンガード、まだ51話までしか見れてないけど、頑張ってたくさんのキャラで替え歌



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executioner(プロフ) - 十六夜月夜さん» 公式が完全に櫂アイを狙ってる←← 立ちヴァンもオススメ!←← (2018年11月3日 23時) (レス) id: 857e8d08de (このIDを非表示/違反報告)
十六夜月夜(プロフ) - ヴァンガードあんまり知らんけど、お豆腐だからかな?←←続きが気になってしょうがないy(( (2018年11月3日 18時) (レス) id: f9bc2076b3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:executioner | 作成日時:2018年10月29日 20時

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