続・大嫌いな人。ーSehunー (ページ4)

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ep4 ページ4

こんな風に時に喧嘩して
時に仲良くしながら過ごしてきた僕達。

Aが突然留学したり
そのことを僕に何の相談もしなかったり
勝手なことをしない限りは

僕達は幸せに
ずっと一緒にいられるんだと…

…そう、僕は、信じていたんだ。

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LY「じゃぁ、セフナぁ。この日、代行よろしくねぇ～」

SHN「わかりました。」

イーシンヒョンは最近やけに忙しそうにしていて
ヒョンの担当のダンスレッスンの代行を
僕に頼むことが増えた。

多忙のヒョンとは1週間会えない時もあるし
2週間も1ヶ月も会えない時もある。

その間僕はヒョンの分のレッスンもしながら
閉館作業を引き受けたりもして
僕もそれなりに多忙になって

前みたいにジュンミョニヒョンの塾の手伝いも
引き受けることが少なくなった。

SHN「……」

…ジョンイナは今日、手伝いに行ってるのかな…

くだらない、小さな嫉妬。

それが積もりに積もれば
大きな嫉妬になる。

塵も積もれば山となる…って、言うでしょ？

SHN「…はぁーっ…」

僕は窓の外の雪景色を眺めると
冷えた窓ガラスに息を吹きかけて
ひどい顔の僕を消した。

－－－－～♪

Aから、LINEの着信。

A
『セフンくん、仕事終わったぁ～？』

A
『ご飯来れそう？』

その下には、いつものお店で夕飯を食べてる
ジュンミョニヒョンとジョンイナとAの写真。

『まだ行けない。閉館作業残ってるから。』

そう返すと、すぐに届く返事。

A
『そっかぁ…』

A
『早く終わるといいね(T_T)』

A
『帰り、迎えに行こうか？？』

…会いたい。

本当はすごく会いたいけど。

『遅い時間だからいいよ。』

『ヒョン達と一緒に帰りな。』

そんな気持ちを、隠した。

SHN「はぁ…」

…積もったこのたくさんの塵が
今の僕の悩みだったりする。

こんな嫉妬、どうしようもないのに。

SHN「あぁーもうっ！！！あぁっ！！！」

スタジオの床に寝転がって、手足をバタバタ。

閉館時間の過ぎたスタジオでは
大きな声を出しても
子どもみたいに暴れても
誰に見られることもない。

だって、僕しかいないもん。

SHN「あぁっ！！！あぁーっ！！！」

ムカつく、ムカつく、ムカつく。

イライラする。

誰に？ジョンイナに？

そんなのわかんないよ、バカ。

みんなムカつくんだよ。

みんな、みんな、みーんな。ちっ。

CY「…セフナ…？(汗)」

ふと、聞こえた声。

SHN「…ちゃにょりひょん？」