検索窓
今日:19 hit、昨日:2 hit、合計:88,843 hit

5 ページ5

.



伊野尾「おまたせ〜、待った?」



有岡「お、いのちゃん!」



『おつかれー』




こいつは、同じく同期の伊野尾慧。


私たちがとってきたリフォーム案を、図面に起こしてくれる設計士で、


お客様の無理難題にも柔軟に対応してくれて、いつも助けられている。




有岡「いのちゃん、この前はありがとう。だいぶ無理したでしょ」



伊野尾「したねー。でも大ちゃんの頼みなら断れないもん」




ふわふわのマッシュヘアに、白くて滑らかな肌をもつ彼は、

見た目の柔らかな印象とは違い、なかなか頭はキレる、設計部のエースだ。




『いのちゃん、相変わらずスベスベだよねー。化粧水とか使ってるの?』




女子より女子力が高そうなそのお肌に、吸い寄せられるように手を伸ばしたら、

やっぱり予想を裏切らないスベスベさ。




『いいな〜、なんでこんな肌キレイなの?』



伊野尾「Aだってキレイじゃん」




お互いの頬に手を当ててスリスリ。



‥なんだこの光景は?





有岡「なにやってんだよ」




見かねた有岡が、いのちゃんの頬をなでなでしている私の手を強引に引き剥がした。




有岡「恥ずかしいだろ」




回りのお客さんを見回す有岡。




『確かに、変な奴らだと思われるね』




納得して手を引っ込めた私と、

なぜかニヤニヤした顔で有岡を見て、なにか言いたげないのちゃん。




伊野尾「大ちゃんも触らせてもらえばー?Aのほっぺ」




「「はぁ!?」」





.

6→←4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (101 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
241人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

mika(プロフ) - べーちゃんさん» コメ返遅くなってごめんなさい。移行後もどうぞよろしくお願いします。できるだけ毎日がんばりますねー! (2018年6月2日 8時) (レス) id: b0866ddde2 (このIDを非表示/違反報告)
べーちゃん(プロフ) - 2人が楽しそうに遊びましたね!日焼けドンマイ、主人公ちゃん!!毎日(?)の更新、楽しみにしています!!(^。^) (2018年5月30日 23時) (レス) id: 0bf64f6267 (このIDを非表示/違反報告)
mika(プロフ) - べーちゃんさん» べーちゃんさん、コメントありがとうございます!まさかコメントをいただけるなんて!嬉しいです。ビックリです。そして、とっても励みになります!ここからもっと二人が近づいていく予定なので、楽しんでもらえればうれしいです。 (2018年5月21日 17時) (レス) id: b0866ddde2 (このIDを非表示/違反報告)
べーちゃん(プロフ) - 主人公と有岡くんの関係が面白いです!笑 二人の会話を読むのは楽しいです。これからはどうなるか気になります(*´∀`)♪ (2018年5月21日 15時) (レス) id: 0bf64f6267 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mika | 作成日時:2018年5月13日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。