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伊野尾「おまたせ〜、待った?」
有岡「お、いのちゃん!」
『おつかれー』
こいつは、同じく同期の伊野尾慧。
私たちがとってきたリフォーム案を、図面に起こしてくれる設計士で、
お客様の無理難題にも柔軟に対応してくれて、いつも助けられている。
有岡「いのちゃん、この前はありがとう。だいぶ無理したでしょ」
伊野尾「したねー。でも大ちゃんの頼みなら断れないもん」
ふわふわのマッシュヘアに、白くて滑らかな肌をもつ彼は、
見た目の柔らかな印象とは違い、なかなか頭はキレる、設計部のエースだ。
『いのちゃん、相変わらずスベスベだよねー。化粧水とか使ってるの?』
女子より女子力が高そうなそのお肌に、吸い寄せられるように手を伸ばしたら、
やっぱり予想を裏切らないスベスベさ。
『いいな〜、なんでこんな肌キレイなの?』
伊野尾「Aだってキレイじゃん」
お互いの頬に手を当ててスリスリ。
‥なんだこの光景は?
有岡「なにやってんだよ」
見かねた有岡が、いのちゃんの頬をなでなでしている私の手を強引に引き剥がした。
有岡「恥ずかしいだろ」
回りのお客さんを見回す有岡。
『確かに、変な奴らだと思われるね』
納得して手を引っ込めた私と、
なぜかニヤニヤした顔で有岡を見て、なにか言いたげないのちゃん。
伊野尾「大ちゃんも触らせてもらえばー?Aのほっぺ」
「「はぁ!?」」
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mika(プロフ) - べーちゃんさん» コメ返遅くなってごめんなさい。移行後もどうぞよろしくお願いします。できるだけ毎日がんばりますねー! (2018年6月2日 8時) (レス) id: b0866ddde2 (このIDを非表示/違反報告)
べーちゃん(プロフ) - 2人が楽しそうに遊びましたね!日焼けドンマイ、主人公ちゃん!!毎日(?)の更新、楽しみにしています!!(^。^) (2018年5月30日 23時) (レス) id: 0bf64f6267 (このIDを非表示/違反報告)
mika(プロフ) - べーちゃんさん» べーちゃんさん、コメントありがとうございます!まさかコメントをいただけるなんて!嬉しいです。ビックリです。そして、とっても励みになります!ここからもっと二人が近づいていく予定なので、楽しんでもらえればうれしいです。 (2018年5月21日 17時) (レス) id: b0866ddde2 (このIDを非表示/違反報告)
べーちゃん(プロフ) - 主人公と有岡くんの関係が面白いです!笑 二人の会話を読むのは楽しいです。これからはどうなるか気になります(*´∀`)♪ (2018年5月21日 15時) (レス) id: 0bf64f6267 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mika | 作成日時:2018年5月13日 13時