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伊野尾「あー、マユちゃんね。かわいいよね」
『そんなことは聞いてない。あ、そこ床下収納ね』
あれから毎日、
郵便物を運ぶと言う名の、有岡ハントにくる彼女。
仕事ついでに、いのちゃんに愚痴るのが日課になってきた。
伊野尾「和室の収納どうすんの?‥BBQのときも、大ちゃんいなくなったあと、ずーっと探してたもん。わかりやすいよねー」
『この間、有岡と仕事の話してたら睨まれたんだけど。ここ観音開きから引き戸に変更ね』
伊野尾「引き戸ね、おっけー。Aのこと気にしてたからねー。あの人有岡さんとどういう関係ですかー?って」
『えっ!で、何て言ったの?』
妙に私にだけ、当たりが強いと思ってたんだよな。
あの日からすでに目つけられてたか‥。
伊野尾「なんて言ったっけなぁ?同僚以上、恋人未満って感じかなー?って言った気がするけど。」
.
当たりが強い原因は、いのちゃんだったか‥。
『なんでそんなこと言ったの!?』
伊野尾「えー、だって間違ってないと思うんだけど、違うのー?」
悪気のない顔で、首をコテンと倒しながらゆるーく言ったいのちゃんを見てると、戦意も喪失する。
『同僚、でいいじゃん。なんで余計な言葉を足したの』
いのちゃんって、女心がわかってるようでわかってないんだよね。
伊野尾「そういうのは、ちゃんと言っといた方がいいんだよ。だってA、大ちゃんのこと好きでしょ?」
『へっ!?』
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mika(プロフ) - べーちゃんさん» コメ返遅くなってごめんなさい。移行後もどうぞよろしくお願いします。できるだけ毎日がんばりますねー! (2018年6月2日 8時) (レス) id: b0866ddde2 (このIDを非表示/違反報告)
べーちゃん(プロフ) - 2人が楽しそうに遊びましたね!日焼けドンマイ、主人公ちゃん!!毎日(?)の更新、楽しみにしています!!(^。^) (2018年5月30日 23時) (レス) id: 0bf64f6267 (このIDを非表示/違反報告)
mika(プロフ) - べーちゃんさん» べーちゃんさん、コメントありがとうございます!まさかコメントをいただけるなんて!嬉しいです。ビックリです。そして、とっても励みになります!ここからもっと二人が近づいていく予定なので、楽しんでもらえればうれしいです。 (2018年5月21日 17時) (レス) id: b0866ddde2 (このIDを非表示/違反報告)
べーちゃん(プロフ) - 主人公と有岡くんの関係が面白いです!笑 二人の会話を読むのは楽しいです。これからはどうなるか気になります(*´∀`)♪ (2018年5月21日 15時) (レス) id: 0bf64f6267 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mika | 作成日時:2018年5月13日 13時