どうしても君がいい/赤

どうしても ページ22

千「A！！」




千代が、迎えに来てくれた




千「ちょ、重岡になんか言われたん？」




『ううん、なんもない


普通やった』





千「じゃあ、なんで泣いてんの」





頬に手を当てると



水っぽいのが手に触れる






『…ぁ』




千「もう、別れーや


Aの為やねんで？



苦しんでるとこ見たないねん」




『……………』





清水「あ、Aちゃん！！



あの、小瀧くんとの浮気ってほんと？？」




『違います。



広めたの、貴方ですよね』




清水「ちがうちがーう！



だってね？出掛けてたら、イケメン小瀧くん見つけて、
その隣にAちゃん居たから、大毅に伝えよって♪」



『いやだから、浮気って証拠はどこに…汗』






清水「うちの勘♪」




あきれた人や




千「 、行くで」





『あ、清水さんさようなら』






私は、帰ってから



のんちゃんに浮気？の事で騒がれてるってメッセージを送った





『重岡くん、やっぱり好きちゃうやん、私の事。』






〜♪♪♪♪




気分を紛らわす為に




爆音で曲をかける





もういっそ、浮気女ですって



嘘ついたらええんかな




〜♪



スマホが鳴る




小「あの、A？」



『うん、どしたん？』





小「今、しげの事どう思ってる？」

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