思い出してよ…2*Daiki.A

No.93 ページ42

はぁ、はぁ、はぁ

一気に喋ったら疲れちゃった←


『そんなんじゃないよ！』


「じゃあ、何⁈

Aさぁ、俺の彼女って自覚ある？」


そうなんだよ、Aは良い子すぎる

人の誘いも断れないし、無駄に怒らない

可愛いうえに隙ありまくりだし

そんなんだから伊野ちゃんにキスなんか

されんだよ…


でも、言いすぎたな…

「A、ごめ『ごめんね？』えっ」

『私が悪いんだよ。

ちゃんと自覚しなきゃ。

私、大貴が仕事で仲良くしてたくらいで

嫉妬して怒って…

なのに大貴にもっと酷いことした。

もう、こんな事、ないから。

嫌な時、は、嫌って言うし、自覚も持つっ

だかっらっ…嫌いにならないでっ』泣


Aの目からは大粒の涙が零れだす


「嫌いになんかならないよ

ごめん。俺も言いすぎた。

ちょっと伊野ちゃんに妬いちゃった。」


『うぅ…(泣)

大貴ぃー！』


「はーい！

仲直りね？」


『うんっ！』


俺らは何度、喧嘩しても

きっとちゃんと仲直りできる


そう、思うよ

No.94→←No.92

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す