思い出してよ…2*Daiki.A

No.52 ページ2

プルルルル


「もしもし」



俺はいつもの癖で名前を見ずに電話に出る



名前は言ったらダメってジャニーさんに


言われたから言わない


まぁ、俺に電話かけてくるのは



マネージャーか親かメンバーくらいだけど




『大……ちゃん？』



心臓が止まるかと思った



電話をかけてきたのはAだったから。


「A⁉︎本当に⁉︎」


『うん。…久しぶり』


本当に久しぶりなんだな



なんで、急に連絡くれたんだろう。


でも、また連絡をとれた喜びの方が


疑問なんかよりも上で


自然と顔がにやけてしまう


俺、またAと話せてるんだ

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